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あ、そうだ働こう! 工場勤務の派遣社員年収を調査!手取りに換算すると月いくら?

派遣社員となるメリットは、派遣会社から紹介されればすぐに働くことができること、職場の選択肢が多数用意されていることです。
  
職場によっては給料の週払いや社員寮を提供している所もあり、職に困っている方や短期的に働きたい方にはぴったりなのですが、働く上で特に気になるのは時給でしょう。少しでも良い暮らしをするためにも、高い時給の働き口を見つけたいのですが、工場勤務で派遣社員として働くと、年収や手取りの月収はどのくらいになるのでしょうか。
  
労働条件から年収派遣社員の現状について紹介していきます。

☆時給1,000円で働くと年収は約250万円?

一般的な工場作業は大きく分けると、有資格者が専門作業をする技術職、技術職をフォローする補助作業員、検査・組み立て工員の3職種となります。
  
なかでも派遣で多く募集している職種は、機械系メーカーの検査・組み立て工員でしょう。多くの派遣会社の求人では、メーカーの検査・組み立て工員の時給は1,000〜1,500円が相場となっています。
  
時給1,000円であれば、1日8時間労働で日給は8,000円。週休2日とすると、1カ月で23日ほど勤務しますから、労働日数に日給8,000円をかけると、月収は18万4,000円。さらに、月収に12カ月分をかけると、220万8,000円となります。
  
これに加えて日々の残業(平均1日1時間)を見込んで換算すると、残業代は月2万3,000円(年額27万6,000円)。レギュラー換算に年収を足すと合計248万4,000円と、250万円近い収入が見込めます。

☆月収21万円では実際の手取り額は17万円前後?

工場勤務の派遣社員が年収250万円であると設定すると、実際にはどれほどの手取り月収が見込めるのでしょうか。
  
時間外労働手当(残業代)を含めた支給金額を約21万円とすると、ここからさまざまな控除が引かれていくことになります。具体的には、非課税の手当以外にかかる所得税、住まいの都道府県・市町村に納める住民税、けがや病気にかかった時に3割負担で病院を受診できる健康保険料、老後の生活基盤となる厚生年金保険料、失業時に給付を受けることができる雇用保険などがあります。
  
多くの場合、支給金額の約8割が手取り額となりますから、実際に手元に残る金額は17万円前後となるでしょう。ただし、扶養家族がいると「扶養控除」が受けられ、所得税や住民税が優遇されるなど、一定の条件にあてはまると引かれる金額が数千円程度少なくなります。

☆「年収100万円」の差は労働内容や深夜勤によって変わる?

参考までに同様の条件を当てはめて時給1,500円の場合で計算をすると、日給は1万2,000円。月収にすると27万6,000円。年収では331万2,000円で、残業代を見込めば372万6,000円と、単純計算ですが時給1,000円で働く人と比べると年額で120万円ほどの差が出てきます。
  
では、同じ組み立て工員であるのにもかかわらず、時給に大きな差が発生するのはなぜでしょうか。これが考えられるのは、契約する派遣会社の給与水準の違いと勤務の時間帯です。
  
特に勤務時間帯による収入の差は大きく、24時間制で3交代の勤務制度をとっている工場の場合、朝から夕方というオーソドックスな勤務だと時給は最低ラインとなりますが、夕方から夜中、夜中から朝方と勤務する時間帯がずれていくにつれて時給も高めに設定されています。また、土日出勤がある場合、時給が割高に設定されている職場もあります。

☆技術職ならさらに高待遇が期待できる?

ここまでは主に組み立て工員の給与について触れてきましたが、工場における技術職の時給も紹介します。
  
例えば、パソコン上で機械の設計図や製図を行うCADオペレーターの場合、多くの職場は時給1,500円以上で、高い所では2,000円台の職場もあります。近年では3Dプリンターとの連携によって短時間でかつ低コストで金型を作成するなど、需要が伸びている職種です。
  
時給2,000円のCADオペレーターで働いた場合は月収約37万円、残業代を抜いた年収も約440万円と高額になってきます。将来のことを考えて、キャリアアップを狙いながら働いてみてはいかがでしょうか。

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