ボコ・ハラム 脅威続く 数万人の子どもが命落とすおそれ
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西アフリカのナイジェリアでは、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」によるテロの脅威が続き、200万人以上の住民が家を追われるなど人道危機が拡大していて、国連は、このままでは数万人の子どもたちが栄養失調で命を落とすおそれがあると警告しました。
「ボコ・ハラム」は過激派組織IS=イスラミックステートに忠誠を誓い、ナイジェリア北東部で勢力を拡大してきましたが、去年以降、政府軍などによる掃討作戦で支配地域の多くを失っています。
しかし、最近では、人々が集まる市場や宗教施設といった比較的警備が緩やかで人が多く集まる場所を狙って自爆テロを繰り返しています。
犠牲者が増え続けるなか、襲撃事件も相次ぎ、240万人もの人々が避難を余儀なくされるなど、現地では人道危機が拡大しています。さらに、食糧危機も深刻化していて、国連は、今月に入って、このままでは数万人もの子どもたちが重度の栄養失調で命を落とすおそれがあると警告しました。
また、ボコ・ハラムによるテロや襲撃事件は周辺国でも激しくなっていて、このうち、カメルーンでは、この1年間でボコ・ハラムによる攻撃は少なくとも200件に上り、480人が犠牲になったと国際的な人権団体が報告しています。
国連やNGOは、過激派の脅威からようやく逃れてきた避難民の人たちの命を守らなければならないとして、国際社会に一層の支援を呼びかけています。
しかし、最近では、人々が集まる市場や宗教施設といった比較的警備が緩やかで人が多く集まる場所を狙って自爆テロを繰り返しています。
犠牲者が増え続けるなか、襲撃事件も相次ぎ、240万人もの人々が避難を余儀なくされるなど、現地では人道危機が拡大しています。さらに、食糧危機も深刻化していて、国連は、今月に入って、このままでは数万人もの子どもたちが重度の栄養失調で命を落とすおそれがあると警告しました。
また、ボコ・ハラムによるテロや襲撃事件は周辺国でも激しくなっていて、このうち、カメルーンでは、この1年間でボコ・ハラムによる攻撃は少なくとも200件に上り、480人が犠牲になったと国際的な人権団体が報告しています。
国連やNGOは、過激派の脅威からようやく逃れてきた避難民の人たちの命を守らなければならないとして、国際社会に一層の支援を呼びかけています。