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22歳被告、初公判で「心からおわび」

サークル「誕生日研究会」 被害女性調書「最低で許せない」

 女子大学生の服を脱がせて体を無理やり触るなどしたとして、強制わいせつと暴行罪に問われた東京大生、松見謙佑被告(22)は5日、東京地裁(島田一裁判官)の初公判で起訴内容を認め「自分勝手な行動で被害者を傷付け、深く反省している。心からおわび申し上げたい」と謝罪した。検察側は、被告らが女性を酒に酔わせてわいせつ行為をするために「誕生日研究会」というサークルを作り、飲み会を開いていたことを明らかにした。

     事件では、他に東大生の河本泰知(22)、同大学院生の松本昂樹(23)両被告も起訴されている。公判が開かれたのは初めて。

     検察側は冒頭陳述などで、松見被告らが4月に設立したサークルで事件以前も飲み会を開き、参加女性と性行為をしていたと指摘。今回の事件の被害女性が「ゲームで酒を飲まされ意識が飛び、気付くと服を脱がされ始めていた。初対面の松見被告から10回ぐらい背中や尻をたたかれ、キスされた。最低で許せない」と述べた調書を読み上げた。

     起訴状によると、松見被告は河本、松本両被告ら4人と共謀し、5月11日午前0〜1時ごろ、東京都内のマンションで女子大学生を全裸にしてキスするなどしたとされる。【近松仁太郎】

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