FX業者はなぜ手数料無料でもやっていけるのか?

2016年3月14日 掲載

FX投資をやる場合に考慮すべきコストの代表的なものは、手数料とスプレッドです。しかし、手数料無料を謳っているFX業者も多数存在します。投資家にとってはありがたいことですが、どうして手数料無料で事業が成り立つのでしょうか?

FXのコストには手数料とスプレッドの2種類がある

FX取引をする場合は、できるだけコストを抑えて利回りを上げることが大切です。そのため、業者を選ぶ時には手数料だけでなくスプレッドについても確認し、自分の取引パターンに当てはめて合計コストで判断する必要があります。 取引手数料は、取引する都度かかるもので、頻繁に取引をする場合や、一回の取引金額が小さいとコスト高になる可能性があります。例えば、1万通貨単位で100円という手数料の場合、1万ドルの片道取引でも10万ドルの片道取引でもそれぞれ100円かかりますから、取引金額が大きい方が有利になるのです。 一方、スプレッドは、外貨預金や外貨建てMMFの為替手数料に当たるものです。投資家は、通貨購入時には多めに払い、通貨売却時は売却代金から控除される形でスプレッドを負担します。スプレッドの幅が狭ければ狭いほど、投資家にとっては有利です。

FX業者はなぜ手数料無料でやっていけるのか?

多くのFX業者が手数料無料を謳っており、今や無料が主流となっている状況です。手数料とスプレッドの二つの収入の柱のうち、一つを放棄してしまっても事業者がやっていける理由はどこにあるのでしょう? もちろん、経営を安定させるには、手数料も得た方がいいはずですが、多くのFX業者が参入して激しい競争を繰り広げている現在の状況を考えると、価格競争に陥りやすいのは、1回いくらの定額で顧客に対して提示している手数料の方でしょう。しかし、手数料という収入源を失ったとしても、経営を成り立たせる方法はあります。残りの収入源であるスプレッドで稼ぐのです。 スプレッドによる収入の特徴は、取引金額が大きくなればそれに比例してスプレッドによる収入も大きくなる点です。そのため、取引金額が大きな人や大きなレバレッジを掛ける人が、事業者にとってありがたい存在となります。 スプレッドは通貨ペアごとに違いますし、事業者によっても違います。ある通貨ペアではスプレッドが他社より狭いが、他の通貨ペアでは他社より広いケースもあります。各社の各通貨ペアの比較をして、自分の取引する通貨のスプレッドが狭い業者を選ぶといいでしょう。


取引毎の手数料が安いFX業者 トップ3

3/10リリースの、ニュージーランド金融規制庁(FSPR)許認可ブローカー。全てのアカウントタイプでNDD(ノン・ディーリングデスク)方式を採用しており、STP/ECN口座の提供を行っている。Pepperstone社からのBtoB資金移動にも対応。

2015年5月頃より、急速に注目を集めている新興ブローカー

海外FX業界ではパイオニア的存在の大手ブローカー。各国のFSAライセンスを保有し、コンプライアンス体制は業界一。2014年、独自のコピートレードプラットフォーム「FxProSuperTrader」を新たにリリースし、アセットマネージメント分野にも進出。

2014年10月、国内銀行送金 (FxPro Vault) に対応しました

FX業界のプロ集団が創業した、日本人の顧客急上昇中の新興ブローカー。各国のFSAから干渉されない、自由でユーザビリティの高いサービスは、ヨーロッパの若いトレーダーに爆発的に支持され、2014年秋より日本でのサービスを開始!

とにかく狭いスプレッドと、クオリティーの高い日本語サポートが魅力!

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