どうも!こんにちは!タダ(@tadadadaaaaaaan)です!
最近ずっとアクセス数集めのおもしろい記事を書いてましたが、お待たせしました!
ヒッチハイクの話題ですよ!
え?待ってないって?笑
この話は昨年の北海道ヒッチハイクで、最北端の街である稚内を越え、宗谷岬から乗せてもらった車でのお話です。
ロックなご夫婦
その日はお気に入りのライダーハウスみどり湯を出発してヒッチハイク開始。
1台目に大船に住んでらっしゃるというご夫婦に乗せてもらい宗谷岬にたどり着きました。そこで記念撮影!どうやら同じ日に大学の友人の妹も同じ場所に居たらしい笑
そうして2台目を求めヒッチハイク開始。
2年前にバイクで北海道一周したときに、1日かけて走ったのと同じ距離をヒッチハイクで挑戦しようと言う試みでした。
(このあと乗せてもらう人たちは口々に無理だと言ったが完遂した!)
そしてヒッチハイクしていると、周りにいた女子大生っぽい人たちが騒ぎだしました。
たぶん「あれ乗せる?」的な会話だった様に思う、今思えば多分これが友人の妹な気もする。しかしタダが目を引かれたのは、その横を颯爽と通る革ジャン姿の寺田恵子みたいなお姉さん、というより姉貴!みたいな人。
SHOW-YAのボーカル!
この恵子姉さんの装飾を取り払ってよりパンクスタイルにした感じ!
足も細くてかっこよかったんです!そっちに見とれていると、身長の高いお兄さんがやってきて
お兄さん「乗る?せまいけど!」
とのこと!二つ返事で乗せていただくことに!
その方の車の方に近づくと先ほどの恵子姉さんが近づいてくる!!!
お兄さん「恵子(仮名)が乗せたいって言ってくれたんだよ、心配だって!」
タダ「え!本当ですか!?ありがとうございます!」
恵子「おー、乗るの?ここで車が捕まるのか心配で見てたんだよ!」
タダ「そうだったんですか、笑 あんまり乗せてくれる人居なかったですねぇ、観光バスが多くて、、ありがとうございます!」
ということで、乗せていただけることに!
東京から観光で来られていて行き先は網走とのこと!
そこまで乗せていただけるのかと思いきや、またおもしろい展開があったんです笑
アングラなパンクのお話
まぁ!案の定ですよ!
お二人ともものすごいパンク好きで、スターリン、INU、非常階段、あぶらだこなどのバンドの話になりました笑
タダも一時期ハマっていたのでその話題で盛り上がる車内、タダのギターがあったのでみんなで"ワルシャワの幻想"の大合唱会に!笑
お前らの貧しさに乾杯!!!
スターリンのボーカルの遠藤ミチロウといえば、一瞬ハードコアなパンクだったりそういった音楽スタイルにハマっていたタダからすれば本当に凄い人なんですよ!
ここにもあるように客との殴り合いは当たり前、放尿、露出、ひいてはマスターベーションまでステージ上で行っていたと言うもうどえらいバフォーマーな訳です。
なんで俺は北海道にやってきてこの景色に一番似合わないであろうスターリンの歌を歌ってるんやろうw、と心の中で愉快に思っていた、そのときでした。
お兄さん「実は遠藤ミチロウさんと友達なんだよ、ライブもよくするんだ!」
タダ「、、、、、、、えええ!マジですか!!!!!!」
このご夫婦から醸し出されるどことなくパンクな雰囲気は本物だったらしく、お兄さんはバンドをしたり個展を開いたりしているアーティストだったのである!
写真も見せてもらった、横に笑顔の遠藤ミチロウが写っていた。笑うしかない笑
「すごい!すごすぎる!」
すごい人たちに拾ってもらってしまったと思いながら、タダはかつて好きだったバンドを思い懐かしさを感じていました。
ご夫婦が北海道に来た理由
タダが乗せていただいたのは後部座席。
右にはなにかツボのようなものがあります。
タダ「これ、なんなんですか?」
恵子「あ、それ骨だよ」
タダ「え?」
それまでの会話で警戒心は全くないものの、
「パンク好きな人が骨持ってるってもしかしたらホンマにヤバいパンクロッカーなんかもしれへん!」
という思いが一瞬頭をよぎりましたが、おそるおそる聞いてみました。
タダ「どなたのお骨なんですか?」
恵子「ダリアちゃん!猫だよ(20歳)」
安心。笑
どうやらご夫婦と長年連れ添った愛猫が亡くなりその遺骨をどうしようかと考えた結果、自分たちの旅も兼ねて、海の見える綺麗なところで散骨しようということになり、北海道を選んだとのこと。
ロマンチックや!
吐き気がするほどー、ロマンチックだぜ!!!!(いい意味で)
そして、タダはこの旅に際して練習していた曲が、下の記事で書いたKnockin on heaven's door/bob dylanの他にもう一曲ありました。
それがこれ。
Tears in heaven/Eric clapton
なぜ練習を始めたのかはもう今となっては忘れましたが、この曲は意外に難しいので結構練習して行ったのを覚えています。(桃岩荘で汚いおっさんにも褒められたw)
『ティアーズ・イン・ヘヴン』(Tears In Heaven)は、1992年に発表されたエリック・クラプトンの楽曲である。
この曲は、息子の死を悼んで作られた歌である。1986年8月、クラプトンはイタリア人女優ロリ・デル・サント(Lori Del Santo)との間に息子コナー(Conor)を授かる。彼は自分によく似た息子を大変可愛がり、父親としての時間を大切にしたいと述べていた。しかし1991年3月20日午前11時、当時4歳半だったコナーが母親の自宅の階段を駆け上がっていたところ、たまたま開いていた踊り場の窓から転落して死亡した。自宅は、アパートの53階だった。
あまりにも悲劇的な事態に大変ショックを受け、クラプトンは自宅に引き篭もってしまった。彼が再びドラッグと酒の世界に舞い戻ってしまうのでのはないかと多くのファンが懸念したが、コナーに捧げる曲を作ることでその悲しみを乗り越えることに成功した。そして同年、親友ジョージ・ハリスンを十数年ぶりにツアー活動に復帰させ、クラプトンは自分のバンドと共にハリスンのバックを務めることで、音楽シーンに本格的に復帰した。
この状況にめっちゃぴったりじゃありませんか?
日本語訳付きのYOUTUBE動画をピックアップしたので、歌詞の意味はわかるっしょ?
俺は今ここで歌うために今までこの曲を取り憑かれた様に練習してきたんやわ!
絶対そうや。こういうのってやっぱりあるねんなぁ。
なんて思いながらこの曲弾いていいですか?と聞きました。
でも車内の雰囲気はそんなに暗くなくて、むしろ明るい感じだったので伴奏だけ弾くことに。
お兄さん「いいなぁそれ」
タダ「歌詞がものすごいいいんでまた聞いてください、ボクが歌うのは違う気がするんで、家で是非!」
そんなこんなで、一緒にダリアちゃんの散骨スポットを探すことに。
出来そうなスポットをいくつか回るも、どうにも踏み出せない様子のご夫婦。
「20年近く一緒にいたらそうなるよなぁ」と思いつつ、その散骨の様子はさぞ素敵なんだろうと思っていました。ただ、
1匹と2人のストーリーが終わる瞬間に部外者がいたら、1つの思い出として綺麗な形にはならないのではないか?
そう思い始めました。
やっぱりご夫婦もそう思っていたのでしょう。なんとなく車内の雰囲気でわかってしまいました。
タダがそのストーリーに一瞬参加したことで楽しい時間も過ごせたと思っていますが、大好きな愛猫との別れは2人だけのものにしたいんです。たぶん
どういう風に降ろされるんやろ?俺が自分で降りますって言った方がいいんかなぁ。
お兄さん「トモヒロはいい人にばっか恵まれてるけどここらへんで試練を与えなあかんね!誰も通らない道で降ろしてあげるよ!」
タダ「え!是非!試練ください!!!」
(ここでパンク感出してきはったか!笑)
ということで誰も通らない道で降ろしてもらうことに笑
本当に車が通らない道
かわいい子には旅をさせよってやつなんですよ。お兄さんと恵子さんの愛情はわかってました。途中で車を降りてほとんど車の通らないまっすぐな道で写真撮影をしたりしながら、来ましたよ。
とびっきり車が通らない道!
それがPCからだとブログ一番上に張ってあるこの写真です。
まじで車が通りません笑
お兄さん「気つけて!また連絡してね!」
恵子「ここで本当に乗せてもらえる?心配。」
タダ「まぁなんとかなりますよ!大丈夫です!また東京で会いましょう!ありがとうございました」
そして、ヒッチハイク再開!
しかし全く車が通らない。
そこでさっきは歌えなかったTears in heavenを1人道ばたで歌うことに。
(写真はそのあとでガラナに携帯をたてかけて撮影した、だからまさにここで歌ってた)
上でWikipediaの内容載せたようにこの曲は悲しみのどん底に居たクラプトンを救った歌です。歌詞の意味を深く考えてみてほしい。
歌詞と見せてもらったダリアちゃんの写真を頭に浮かべながら歌います。
Would you know my name if I saw you in heaven?
(天国で会っても、俺の名前を覚えてくれているかい?)
Would it be the same if I saw you in heaven?
(天国で会っても、同じ様に接してくれるかい?)
I must be strong and carry on cause I know I don't belong here in heaven.
(俺は強くならなきゃいけない。そして生き続けなければいけない。だってまだ俺は天国にいないんだから)
この世に残された人はいつまでも悲しみにくれるのではなく、強く生きなければならない。生き続けなければならない。
そうしないと先に逝ってしまった人に天国で合わせる顔がないんです。
この曲は天国に行った人を思う歌であると同時に、この世に残された人のための歌でもあります。
歌いながら、ダリアちゃんの散骨の様子が頭の中に浮かんできます。
タダの前では楽しそうにしていたご夫婦。ようやく見つけた散骨にふさわしい場所で、愛猫との別れの決心をつけます。風は海へ吹き、波は穏やか。降り注ぐ日差しは、どこまでも幸せな午後を浜辺に描き出しています。
ダリアちゃんの新たな旅立ちにもってこいの晴天。
恵子さんは今まで楽しそうにタダをと話し、明るく振る舞っていたせいで、長らく表には出せなかった感情があふれてきます。20年の歳月はあまりに長過ぎ、その別れはあまりにつらすぎる。泣き崩れる恵子さんをお兄さんは支え、2人は一気に空へダリアちゃんを放ちます。そして、空中に舞った粉骨のなかに、2人はダリアちゃんの影を見るのです。空へと上って行くその姿はまさに元気だった頃のダリアちゃんで、2人は目の前が見えなくなるほどの涙を流します。しかし、2人は立ち上がり車へ戻ります。ここからの人生は2人が強くなり、生き続けなければいけないのです。
北海道の自然はとても綺麗です。そしてなにより広大。
あなたの愛する動物が死んだとき、その北海道にその骨を散骨するのはどうでしょう?
そうすればきっと天国でも元気に過ごしてくれると思います。
おしまい