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エンジニアが憧れ、その技術を内部から触れてみたいと思い入社する人が後を絶たないという。IT業界で最先端のクラウドテクノロジーサービスを提供しているそんなAmazon Web Services(AWS)がオーストラリアで日本人エンジニアを募集する。「カスタマーサービス」及び「最も信頼される企業」部門第1位、「最も革新的な企業」部門第2位(NRF全米小売業協会調べ)に選ばれるなど、その評価を確立しながらAmazonのグループ会社として世界をリードし続けているAWS。今回は実際にオフィスにお邪魔して内情を詳しくうかがった。

取材を受けてくださったのは、Operations ManagerのYu Hanさん、偶然日本から出張で来られていたデータベース所属のクラウドサポートエンジニアである松崎慶彦さん、AWSシドニー初の日本人クラウドサポートエンジニアとして、デプロイメントに所属する入社3週目の井上友裕さんの3人。募集に至った経緯や、理想の人物像、業務内容、働く魅力・楽しさについて語ってもらった。

聞き手: Sanami Hayakawa

日本人募集の背景

このたび、日本人を募集しようと思ったきっかけを教えてください。

そもそもAWSは個人からグローバル企業までを対象に、一般的にはクラウドサービスとして知られるITインフラストラクチャサービスを提供しています。クラウドサービスとは、サーバーを購入したり、データセンターやネットワークを借りたり、本来なら時間と手間、多額の初期投資が必要となるサービスを、低価格かつ安全にわずか数クリックですべてまかなえてしまうサービスです。

現在AWSでは、低コストで拡張性のある70種類以上のITリソースを提供し、世界190カ国で100万以上に及ぶお客様が利用しています。ビジネスの拡張に伴い、AWSを利用いただいているお客様を日本語でサポートするためのエンジニアを、日本との時差の影響が少ないオーストラリアでも募集することになりました。

求めている人物像

どのような人材を求めていますか?

じつは人物像には強いこだわりを持っています。

まず何よりも重要視しているのが顧客主義。Amazonの創業者であるジェフ・ベゾスがこだわり続け、「地球上でもっともお客様を大切にする企業」を掲げる弊社では、常にお客様を最優先に考えています。例えば、弊社が提供している範囲外のサービスでも、可能な限りお客様に寄り添ってサポートを提供するという具合です。この考えは社内全体で浸透されていて、AWSでもその同じ価値観を共有しています。

またAmazonには同じく重要視されているリーダーシッププリンシプルという企業カルチャーがあります。先の顧客主義も含めオーナーシップなど14にわたる項目があり、社員ひとりひとりがリーダーであるという意識を持って行動するという理念が掲げられています。例えば何かをするときに常に自分からドライブして結果を出す意識をする、従来のやり方に囚われず革新的でより効率的な方法を導き出す。ほかにも、自分から率先して動いたり、改善点を見つけたり、お客様のためにできることを探す。そういう風に自分で考えて行動できる人材を必要としています。

必要なスキル

応募に際し、どのようなスキルが必要になりますか?

IT技術者としてのバックグラウンドを持ち、技術に自信のある方、そして英語環境で仕事ができる方であればどなたでもご応募いただけます。例えば、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、データベース管理者、さらには開発者などですね。

以前までは少ない人数で広範囲の分野に対応していたので幅広い技術を持ち合わせていなければなかったのですが、現在では各分野のチームが設立されて、自身の最も得意な分野に対応する体制になりました。

そのため、例えばITエンジニアとしてデータセンターを立ち上げてサーバーを作った経験や、ネットワークを構築した経験、もしくはデータベースやアプリケーションサーバーの経験といった、ITインフラ関連のスキルと経験を活かせる場所がAWSには必ずあるんです。自分の得意な技術分野を持っていればバックグラウンドとしては十分だと思います。

また、英語がメインの組織ですので、日本人の方でも自身のスキルに合わせてそれぞれ英語環境のエンジニアチームに配属されることになります。英語でコミュニケーションを取る力も必要になってきますね。

業務内容

内定となった場合、実際にはどのようなお仕事をされるのでしょうか?

オーストラリアや日本だけではなく、世界各国からAWSに日本語でお問い合わせをしていただいたすべてのお客様に対するサポートをしていただきます。基本的にはお客様がお問い合わせしてきたことに対応し、解決策を提案することが業務内容となります。それが典型的な問題パターンに当てはまることもありますし、まったく新しい問題の場合もあります。お客様が何に困っていて、何を求めているのか、すべて説明していただけるわけではないので、こちらで考えて想像し、必要に応じてお客様に確認し、最終的にお客様に満足いただける解決策を提供します。

そういった解決に導いていく力に加え、自身のIT技術力が必要になってきます。IT業界の技術は幅が広く、また次々に最新の技術が出てきますので、自分が今までに対応したことのない相談を受けることもあります。その度、自分で調査し、検証して確認し、その過程で知らなかった技術を学んで吸収していく。確実に自分のスキルが磨かれているのが感じられる。毎日違う業務だから飽きることなんてありませんし、やりがいの大きい仕事だと思います。

勤務体制については24時間のお客様サポートを提供していますのでシフトを組んで回していく予定ですが、具体的な時間帯などは未定です。予定としては早朝になる可能性が高いですね。また、現在365日のカバレッジを提供しているので週末も働くエンジニアが必要です。そのため、月曜日から金曜日、火曜日から土曜日、日曜日から木曜日といった具合に1週間のうちどれかのシフトに入っていただくことになります。土日に働いていただくこともあると思います。

ただ日本のお客様向けのサポートチームはまだまだこれから本格的に立ち上げていく段階なので、時間体制や日本のチームとどのように連携していくかなどを決める工程に関わっていけるタイミングではありますね。

日本人初の現地採用の感想

日本人として初めて現地採用された井上さんのお話しをお聞かせください。

私はまだ入社して3週間しか経っていなくて、実際にAWSの業務を始めてはいないんです。

AWSは先ほどのリーダーシッププリンシプルに沿った人物を見極めるためにインタビューにはひときわ時間をかけるんですね。半分は技術的な部分ともう半分は人物像が求められるわけです。自分のインタビューでも年齢や学歴なんかじゃなくて、自分が働いてきた中での実体験を何度も聞かれました。その中で自分がやってきたことを正直に話したらこちらの理念に合致したということだと思います。

とにかくお客様を第一に考える、これが会社全体、社員全員がコアに持っているものですね。以前の職場でも、お客様や同僚からの相談を解決した後にもらえる、良いフィードバックがすごくうれしくて、仕事のモチベーションにも繋がっていました。ですので、AWSでも同様にやりがいを感じられるんじゃないかと思います。実際、AWSには「スタッフが本当に親身になってサポートしてくれた」というフィードバックが数え切れないくらい寄せられているので、とても楽しみです。

AWSで働く魅力とは

最後に、AWSで働く魅力は何ですか?

自分で考えて仕事を作って進めていける環境なので、お客様のためになることであればみんなが協力してくれる自由な職場であることですね。自分で提案したことをいざやろうと思ったら、上司や同僚だけでなくほかの部署も手を貸してくれますから。自分から挑戦していきたいという人にはやりやすい職場なんじゃないかな。

仕事とプライベートの時間もきっちりと分けられています。とにかくオン・オフがはっきりしていて、朝9時に来て夕方5時に仕事を終えた後は家族の待つ家に帰る人もいれば、自分のスキルを磨くためにそのまま残って勉強する人もいます。かなり自由度の高い職場環境だと思います。

AWSサポートの特殊なところは、普通の有給休暇とは別に自分のためのトレーニングや勉強に使える時間が割り当てられていることです。「今日はこの技術・分野について研究したい」と思ったら、この日は勉強のために取っておくことができます。この時間は年間で10日間提供されていて、いつでも自分のスケジュールに合わせて取得できるようになっています。今回募集するサポートエンジニアはシフト制で勤務時間が決まっていますから、それ以外の時間は勉強や研究、スキルアップに費やすこともできます。

さらにうれしい特典としては、AWSのサービスが自由に使えるようになります。もちろんそれなりに限度はありますが、幅広いさまざまな技術、しかもそれぞれ最先端で進んでいて日々改善されて新しい機能が加えられている技術、それらに自由に触れられるというのはエンジニアとしてすごくいい環境だと思います。

また、シドニーのAWSは非常に多国籍です。アメリカ、南米、北米、ヨーロッパ、南アフリカ、中国など世界中からエンジニアが集まっていて、おそらくオーストラリア出身者は全体の半分以下ですね。AWSではチャットですぐ全世界のAWSエンジニアに質問を投げかけることができるので、そこから学ぶこともすごく刺激になると思います。

応募はこちら

高い技術やサポート能力を持つ大企業ではあるものの、挑戦する敷居自体は決して高くはない。仕事をしながら自分の能力をいくらでも磨いていくことができるやりがいの大きな会社だ。確かな技術、顧客を第一に考える信念があれば経歴や職歴に関係なく応募できるので、とりあえずエントリーだけでもしてみよう。




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