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うつのキセキ。

うつで休職した会社員が社会復帰をめざして奮闘したりぼやいたりするブログ。

うつ病の「貧困妄想」がつらい。「お金が無い」という不安への対処法

うつ病

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ルイです。

うつ病ののんべんだらりの怠け者です。

ベッドに横たわりながらスマホでブログをちまちま書いています。

某グーグルさんからいただくアドセンス収入を見ては、ほくそえんでいます。

こちらのブログにも書いているようにわたしはブログや在宅ワークで副収入を得ています。

うまくいっていない…わけではないと個人的には思っています。

ちまちまと記事を積み重ねることで徐々に効果は出ています。

ひきこもり会社員の作戦会議室

 

罪業妄想、心気妄想、そして貧困妄想

うつ病には「微小妄想」という症状があります。

自分が過小な存在であるという妄想を所以としてあらわれる症状です。

1つは「罪業妄想」。

自分がとても罪深い存在であると思い込んでしまうことです。

もう1つは「心気妄想」。

自分が実は重大な病気を持っているのではないかと思い込んでしまうことです。

さらに、もう1つは「貧困妄想」。

自分がまったくお金を持っておらず、貧困ゆえに生きていけなくなるのではないかという妄想にとらわれてしまうことです。

yuik.net

わたしはこの「貧困妄想」に先日まで悩まされていました。

「破産するかも、やばい」と詳細に家計簿をつけては頭を抱えていました。

精神科に駆け込み、主治医と相談して、「あなた貯金は?それくらいあるの?じゃあ大丈夫だよ、気にしなくてもいいよ」と安心させてもらったこともあります。

それでも、不安なんです。

今のようなちゃんと社会で働いていない状態が続いていれば、貯金があろうとなかろうと、不安なのです。

やっぱり、どこかの組織に属して毎月安定した収入が入るというのは、とても心強い事です。

精神の安定をもたらしてくれます。

わたしはうつになるまでお金のことをまじめに考えたことがありませんでした。

自分の貯金額もよく考えていませんでした。

何歳までにこれくらい貯めたいな、というビジョンも持っていませんでした。

お金はとりあえず使って、残った分を貯める。非常にざっくりとした家計のやりくりをしていました。

もしうつになっていなかったら、今でも金銭感覚は適当なままだったと思います。

そう思えば、うつになって、お金に厳しくなったのはある意味(?)よかったのかもしれません。

何も考えずにお金を使ってしまっていては、いざというとき(たとえば今のように働けない時)の備えがないですからね。

 

「お金がない」と思うことは怖い

わたしはいま、お金に対して非常に敏感な状態になっています。

お金が無いのはこわい。

たくさんお金がほしいわけではありませんが、自分の不安がなくなる程度のお金があれば、それに越したことはないと思っています。

この症状を主治医は「貧困妄想」であると言います。

うつが改善するにつれてこの妄想も薄れていくといいます。

そう信じたいところですが、現状、やっぱり生活への不安は消えることはありません。

まだ社会復帰できる見込みはありませんし、社会の一員としてちゃんと働いていける自信もありませんしね。

「お金がないこと」への不安、「会社以外からお金を稼いでこれない」ことへの不安。

これらの思いが、わたしを【クラウドワークス】 ランサーズ などの在宅ワークサイトへの登録に走らせました。

「会社で働けないとわたしは一円も稼げないんじゃないか?」

その不安を解消するためにライティングのタスクに打ち込みました。結果、一か月で4万円ほどを稼ぐことに成功しました。

これによりつかのまの安心感を得ることはできましたが、根本的なところは改善されていません。

「お金が無い」というわたしに付きまとう不安は、うつ病の改善によってでしか解消されないのでしょう。

 

貧困妄想にとらわれすぎない。「お金がない」は考えすぎだ

「自分にはお金がない。もうおしまいだ」

そう思いつめないようにします。

こう考えてしまうのはうつ病に伴う貧困妄想のせいなんだ。

自分にそう言い聞かせるようにしておきます。

貯金額にかかわらず貧困妄想にとらわれる人はとらわれてしまうそうなので。

うつ病が改善することで、「自分にはお金がない。もうだめだ」という不安から逃れることができるはずです。

うつ病の改善と、社会復帰の成功。

この2つが、わたしが貧困妄想から脱出するための大きなカギになりそうです。

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