ニュース 2016.06.28. 22:00

セ・リーグで今年も珍現象!2位以下の全チームが「33勝」で並ぶ…

広島が「44」、以下は「33」という衝撃的な順位表に...
◆ 広島が貯金独占!9ゲーム差独走!

 昨年は史上稀に見る大混戦で、全チームが借金という珍現象も起こったセントラル・リーグ。交流戦の苦戦から、これまでになかった“異常”も見受けられるようになったセ・リーグの順位表だが、今年もすごいことになった。

 今年は首位の広島が44勝29敗2分の「貯金15」で独走。28日の試合では実に22年ぶりとなる10連勝を収め、2位との差を「9」まで広げている。

 そんな単騎独走の広島をよそに、史上稀に見る大混戦になったのが2位以下。なんと5チームが「33勝」で並び、2位の巨人から最下位のヤクルトまで3ゲームの中でひしめき合っているのだ。

 試合数が少なく、負け数の少ない巨人が単独の2位につけ、1ゲーム差の3位に中日とDeNAが並ぶ。さらに1試合多い阪神が0.5差で続き、リーグで最も多い76試合を消化したヤクルトが阪神と1.5差の最下位となっている。

 首位の広島を捉えるのは至難の業となりつつあるが、5チームによる叩き合いは必至。毎週、毎日が順位争いのようなもので、少しでも連勝・連敗があろうものなら一気に順位が変わってくる。

 どのチームにとってもチャンスであり、ピンチでもある…。こんな状況を抜け出し、広島を引きずり降ろそうとするチームは現れるか。今後の戦いから目が離せない。



ランキング

順位表

  • セ・リーグ
  • パ・リーグ
順位チーム
1 広島 44 29 2 -
2 巨人 33 36 3 9
3 中日 33 38 3 1
3 DeNA 33 38 3 0
5 阪神 33 39 3 0.5
6 ヤクルト 33 42 1 1.5
順位チーム
1 ソフトバンク 46 19 5 -
2 ロッテ 43 29 1 6.5
3 日本ハム 40 31 1 2.5
4 西武 32 39 2 8
5 楽天 28 40 2 2.5
6 オリックス 25 43 0 3
セ・パ交流戦の順位はコチラ

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