[PR]

 三菱自動車の燃費不正問題で、国土交通省は21日、改ざんがあった軽自動車4車種の燃費値を法定通りに測り直した結果を発表した。実際の燃費は、カタログに記載している値よりも約5~約16%悪かった。排ガス量や安全性能は、法定の基準内だった。

 燃費や排ガス量は、元データとなる空気抵抗などの「走行抵抗値」をメーカーが測って国に申告し、それを基に国が算出する。三菱自は抵抗値を改ざんして燃費を実際より良く見せており、国がデータを測り直していた。その結果、実際の燃費値はカタログ値より平均で約11%悪かった。

 カタログで最も燃費が良かった現行の「eKワゴン」は、1リットルあたり30・4キロと記載していたが、実際はそれより4・3キロ悪い1リットル26・1キロだった。

 国交省は結果を踏まえ、三菱自に燃費値を修正して届け出るよう指示した。三菱自は現在、軽4車種の生産を自主的に止めているが、修正の届け出が認められ次第、7月にも生産を再開したい考えだ。