【6月17日 AFP】米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)のテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(Walt Disney World Resort)」は、2歳の男児がホテルそばの人工湖でワニに襲われて死亡した事故を受け、ワニへの注意を促す標識を設置する計画を立てている。地元メディアが報じた。

 ディズニーの広報担当者、ジャッキー・ワーラー(Jacquee Wahler)氏は16日、記者団に対し「(ディズニーは)手順や手続きの全てについて迅速で包括的な見直しを行っている。これには、標識や警告の数や設置場所、文言なども含まれる」と語った。地元紙オーランド・センチネル(Orlando Sentinel)など複数の米メディアが「事情に詳しい」匿名の情報筋の話として報じたところによると、標識はワニの危険性を明確に警告するものになるという。

 死亡した男児の家族はディズニー・グランド・フロリディアン・リゾート&スパ(Disney's Grand Floridian Resort & Spa)に滞在していたが、現場となったこのホテルの湖のビーチには、遊泳禁止の標識は設置されていたものの、ワニへの注意を促す標識はなかった。(c)AFP