1. ここはAppleの開発者向けイベントWWDCの会場。
iPhoneやMacなどのソフトウェアが今後どうなっていくのか? そんなプレゼンが開かれ、世界中から開発者が集まります。
2. 開場前はこんな感じ。参加するためには抽選を通過して、さらに並ばないと「いい席」がとれません…が、気が付きませんか?
7. 近くにいた記者に「女の人がとてもすくないのだけど」と英語で聞いてみると「そういうものだから」と返ってきました。
「そういうもの」って?
8. でも、Appleの講演で目立っていたのは女性でした。
これはApple Musicの説明。「音楽聴きながら歌詞が出るよ〜。さぁ、みんなノッて!!」と拍手を求めます。こんなにノリノリなプレゼン見たことありません。
10. プログラミング言語のSwiftのプレゼンも女性でした。
今回のWWDCの発表の目玉のひとつが、Swift Playgrounds。iPadで簡単にコードを組み立てる学習ができるのです。プレゼンしながらスイスイとゲームを作っています。
「もっと多くの人に、プログラムを作ってもらいたい」とApple。
11. Apple Watchのアップデートでは「Appleはようやく女性のための機能を実装するようになった」との声も上がります。
それは、サイドのボタンを長押しするだけで警察に電話が繋がる機能。
男性よりも力の弱い女性は少なからず不安を抱えながら道を歩きます。旅先でひとり出歩くのは危ないという話はここから来ます。でもこの機能があれば安心できるのではないでしょうか?
12. ティム・クックCEOも「参加者で一番若いのは、9歳の女の子です」と強調し、ビデオでも女性にスポットが当てられていました。
「男性がダメ」というわけではありません。テクノロジーの発達には、男性だけでなく女性も必要。そんなメッセージを強く感じる基調講演でした。
むしろ、みんなが使う新しいテクノロジーの発表の場が男性ばかりなのって不思議だと思いませんか?
CORRECTION
Swiftのアップデートと記載しておりましたが、Swift Playgroundsのアプリケーションの追加へと修正いたしました。