大地氏がこんなことをツイートしていました。
どんなことでもそうだけど、何をしたら為になるかではなく、何をしたら面白いかってことを先に考える方がいいと思う。ほんと意味なんて後からしっかりつければいいことだし、面白いことじゃないと続ける意味があんまりないよねってね。
— 矢野大地 (@123Vaal) 2016年6月11日
すると「サバンナでも同じこと言えんの?」みたいなリプライがきました。サバンナじゃないか。
@123Vaal @IHayato アフリカとかの貧困層の子供たちにたいしてする、支援にもおなじことがいえるのか?
— 言いたいこと言う@相互フォロー@ゆでダコ (@fokgk4xCZFnW4ij) 2016年6月11日
自分が、面白くなかったらせんのか
残酷だ
いやいや、何を言うてまんねん。怪しい関西弁使っちゃうくらい、テンプレな批判?ですねそれ。
それこそ!面白くないと続かないでしょうねw やってみればわかりますよw RT @fokgk4xCZFnW4ij: @123Vaal アフリカとかの貧困層の子供たちにたいしてする、支援にもおなじことがいえるのか?
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年6月11日
自分が、面白くなかったらせんのか
残酷だ
地域おこしも国際協力も障害者の支援も貧困問題の解決も、やっている本人がワクワクしていないと、まぁ、続くわけがない。「誰かのために」というモチベーションだけで続けられるほど、社会貢献活動は甘くないのです。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年6月11日
「アフリカの子どもたちの支援」だって、普通に「面白い」んですよ。世の中を変えることは、ワクワクしますから。「貧しい子どもたちを支援する」というのもおこがましい話で、支援を通して彼らから学ぶこともできます。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年6月11日
地域おこしの分野でも、「この地域を守る!」みたいな話よりは、「え?単にやりたいことをやっているだけど?」というスタンスの方がうまくいくし、面白いものが生まれやすい。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年6月11日
「社会のために」「困っている人のために」みたいな大義名分は、ありがた迷惑になりがちなんですよ。
傲慢と無知にまみれた人じゃないと、「困っている人を助けたくてやってます!」みたいなことは言えません。自分より「下」に見ていないと、その発想は出てきませんから。
アフリカの障害者を支援することも、日本のひきこもりを支援することも、生活困窮者を支援することも、本気でやっている人たちは、その活動を「面白い」と感じているんです。
なんせ社会貢献活動は儲からない。
楽しくなければ、面白くなければ、続けることなんてできません。
で、続けていくうちに事業が立ち上がり、ようやくそれが仕事になる……という流れですね。
随分前に、それこそアフリカでエイズ孤児支援をしている「PLAS」の門田さんが「なんでそんな大変なことをしてるの?と聞かれることがあるけど、やっている側は楽しくてやってるんだけどね〜」と漏らしていたことを思い出します。
着々と事業を伸ばしており、今では日本を代表するNGOのひとつになっていますね。すばらしい。寄付を集めているので、応援したい方はぜひ。
特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS|エイズによって 孤児になった子どもたち 今、あなたの支援を必要としています