ペルソナ5が発表されて久しい
ようやく発売が見えてきた。9月15日発売である。
予定では昨年の夏には出るのではなかったか。まあよい。とにかく発売されるのだ。
しかしながらなんとPS4を持っていない
そう、わたしはペルソナ5ペルソナ5言い続けてきたのだが(こっそり)、何を隠そうPS4不所持である。つまりペルソナ5ができない。ペルソナ5の発売に合わせてPS4を買うつもりをしていたが、なんとこの4月にMacでドラクエ10をできる環境を整えるためにぽーんとお金を使ってしまったため、可処分所得が無い。いやあるにはあるが、無いには無いというこの微妙な状況、分かっていただけるだろうか。PS4を買うことはできる。しかし躊躇われる。とはいえ買いたい。さりとて思い切れない。
不甲斐ない。
(ここでペルソナのシャドウについて記載していたらそれだけで一記事になりそうだったので諦めた跡がある)
そもそもP5待ちきれないよ!そうだ、幻影異聞録#FEをやろう。
さて、だがしかし!わたしはいまペルソナで遊びたいのである。早くて9月とか、自分の都合でもっと遅くとか、そういうことではないのだ。今、今!デカルトも言った。「今、ここ」と。
数日にわたってわたしはtwitterでつぶやき続けた。「PS4がほしい」「PS4買ってしまいそうだ」「ペルソナがやりたい」「ペルソナがやりたい」
twitterのよいところは、思うがままにつぶやいているだけで有益な情報がリプライとして飛んでくるところである。
付き合いのあるフォロワさんからこんなリプライがやってきた。
「安くなってるし幻影異聞録遊んであげて」
ほう?
確認してみると、「幻影異聞録♯FE Fortissimo Edition(フォルティッシモ エディション)」というパッケージ版に付録の付いたバージョンが確かにかなりお安く手に入れられることが分かった。
幻影異聞録♯FE Fortissimo Edition(フォルティッシモ エディション)
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2015/12/26
- メディア: Video Game
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わたしはゲームに関してこの方の言うことに間違い無いと思っているので(信者)、数十分迷った後注文を行った。
迷った点は主に次の二点である。
1 据え置きゲームのRPGをクリアできる自信が無い
これはペルソナ5を買うかどうか迷っているポイントでもあるのだが、わたしは据え置き機でゲームをするのが苦手である。
なぜかといえば、ひとえに集中力の無さ故である。何時間ものめり込んでゲームをするということができず、少しプレイしては休憩して他のことをして、また少しプレイしてちょっと躓いたら一旦休んで別のことで気を落ち着かせてからゆっくりととりかかる、といったプレイの仕方をするので、気軽に小まめに人に迷惑にならずにスリープできる3DSやPSVitaであれば完走できるゲームでも据え置き機だと完遂できない。スプラトゥーンはおそらく3分ないし5分以内に決着が着くのが自分に合っているのではないかと思う。
そういうわけで、クリアできる自信が無いものを買って良いものかと悩んだ。が、最終的には今暇なのでなんとかなるだろうと高をくくることにした。
2 パッケージ版はロードが長い
DL版の方がロードが短い。しかしDL版の方が価格が高い。ロードが長い問題については「FF7を思い出せ」で乗り切ることにした。
幻影異聞録とは?
幻影異聞録とは、ATLUSとファイアーエムブレムのコラボレイト作品である。作品としてはもともと知っていたが、ファイアーエムブレムがシミュレーションRPGという超苦手分野のため既存ソフト未プレイであり、そのためコラボ作品である本作についても完全にスルーを決め込んでいた。
しかし、ファイアーエムブレム知らなくても十分楽しめるということだったので購入を決意したものである。結果としては十分に楽しめており正解であったと言える。
どんな作品か
幻影異聞録#FEとは
圧倒的な力に抗う術を知らない若者がいた……。
自分らしさとは何か。輝き方を忘れた英雄がいた……。
だがしかし、
若者は夢を持つ素晴らしさを知っていた。
英雄は立ち向かう力を持っていた。
現代の東京を舞台に、等身大の若者たちが異世界の英雄たちと
ともに紡ぐ新たな英雄譚。
人気シリーズ「ファイヤーエムブレム」をモチーフにATLUSが手掛ける
完全新規ロールプレイングゲーム。
華やかな世界と闇の戦い、それらを通して若者たちの成長を描く。
それが『幻影異聞録#FE』の物語です。
芸能事務所に所属する主人公たちが、現実世界では芸能の力を強めて自分たちを強化しつつ、イドラスフィアと呼ばれる異世界ではファイヤーエムブレムの英雄たちの力を借りて強大な敵と戦っていくというストーリー。
なんのこっちゃいな。
ATLUS的要素
基本的なゲームの進行やスキルなどはATLUS仕様。
ペルソナシリーズではないのでペルソナやシャドウといった概念はない。ミラージュという異世界からの侵入者が存在し、特別に心を通わすことができたミラージュとともに敵のミラージュと戦う。
ミラージュは主人公たちと戦う際「カルネージ」と呼ばれる武器に変化し、主人公たちがそれを身につけることで敵ミラージュと戦うことができる。
ファイアーエムブレム的要素
特別に心を通わせることのできるミラージュはファイアーエムブレムの英雄たちである。
たとえば、主人公の樹とともに戦うミラージュは、
ファイヤーエムブレム覚醒から「クロム」
幼馴染のつばさとともに戦うミラージュは、
ファイヤーエムブレムシリーズに広く登場する「シーダ」となっている。
ちなみに先述の通りわたしはファイヤーエムブレムシリーズの一切を未プレイなのでこれらの登場人物がどのような人物でいかにして世界を救ったかなど一切知らないが、まったく問題無い。
ユニティを繰り返して主人公たちを強くしていく
ゲーム中では「ユニティ」と呼ばれるシステムを利用して、カルネージを強くしたり主人公自体の力を強めたり味方ミラージュを強化したりしていく。
カルネージユニティとスキル
主人公たちはファイアーエムブレムの英雄たちを「カルネージ」と呼ばれる武器として利用することで戦闘していく。
このカルネージは、敵ミラージュを倒すことによって手に入る素材を利用して作成していくことができる。
主人公たちは戦闘を繰り返していくうちに、装備しているカルネージに応じたスキルを身につけることができる。ペルソナシリーズのペルソナと異なり、スキルはカルネージ固有ではなく、一度覚えたスキルは別のカルネージに装備を変えても使うことができる。
スキルは「コマンドスキル」「セッションスキル」「パッシブスキル」「エクストラ」の4種類からなる。
- コマンドスキル
戦闘で当該キャラの出番がきたときに使うことのできるスキル。
- セッションスキル
戦闘で他キャラの攻撃に続けて攻撃できる「セッション」で用いることができるスキル。セッションについては後述する。
- パッシブスキル
ステータスを強化するスキル。たとえば「剣マスタリ」は剣による物理攻撃力を上げる。
- エクストラスキル
戦闘時に溜まっていく「SP」と呼ばれるポイント(最大で3まで)を使用して使うことのできるスペシャルパフォーマンスや、コマンドスキル使用時に一定確率で発生するアドリブパフォーマンスなどがある。
レディアントユニティとパフォーマ
主人公たちは現実世界や戦いの中のイベントを通じて「パフォーマ(人の心に宿る表現力の結晶)」を取得して、「レディアントスキル」を身につけることができる。
レディアントスキルは、最大HPを10パーセント向上させる、物理攻撃によって戦闘不能になった際一度だけHP1で食いしばるなど、一打一打の攻撃とは関係無いお役立ちスキルのようなもの。
クラスチェンジ
ゲーム中いろいろなところで(ただし限られたところで)入手することができるマスタープルフを用いることで、ミラージュたちを覚醒させて上級クラスにすることができる。
キャラの方向性を決めることになるのでかなり慎重になりたい(まだこの機能が解放されたばかりなのでやってない)
戦闘が華やかで楽しい
先週の金曜日にプレイを始めて今日でちょうど一週間。それほどやりこんでもいないのでようやく3章が終わったところであるが、とにかく戦闘が楽しい。
まず、敵自体はもちろん弱く無いのだが、親切設計なので戦いやすい。
ターンごとに攻撃の順番がわかる
画面上部に現ターンと次ターンのアクションの順序が表示されている。
ターンの切れ目やアクションの順序が分かることで、回復呪文や補助呪文の管理に非常に役に立つ。
敵ミラージュのステータスが一目瞭然
攻撃をしかけて判明した弱点や耐性、スキルなどの情報を戦闘中に閲覧することができる。
初めて出会った敵であっても、戦闘中の攻撃等を通じて情報が更新されていくので、ボス戦など長い戦闘になったとしても相手の弱点を見失ったりせずに攻撃することができる。
セッションでEPを消費せずに技をつないでいく
攻撃は基本的には敵ミラージュの弱点をつく形でキャラやコマンドを選でいくこととなる。というのは、弱点をつかなければ相手が固いというのももちろんあるが、弱点を突くことによって「セッション」という連携攻撃が可能となるからである。
さきほどちらりとふれた「セッションスキル」
ここにある「槍追いの一閃」であれば、誰かの槍攻撃のあとセッションが発動した場合剣で追加攻撃をすることができる、ということになる。
このセッションは、覚えてなくてもコマンド選択次にセッション可能なスキルが表示される。
この画像で言えば「絶命剣」をコマンドすれば、続いて剣による物理攻撃の次に追加攻撃ができる「剣追の炎撃」が発動され、炎属性の攻撃の次に追加攻撃できる「炎追の突撃」という槍攻撃が発動されることが、あらかじめ分かる。
これで安心してバトルに臨むことができる。
何より戦闘が華やかで楽しい!
少しだけですがご覧になって!
あーこれは体験してほしいんじゃー。
というわけで地道に進めていきたいと思う
何章まであるのか、そもそも自分ごときの腕でラスボスまでクリアできるのか不明だが、なんとか踏ん張ってせめて一周目のラスボス討伐を目指す所存である。
3章のボスで5戦もかかったが、逆に言えば何戦かやって戦略さえ立てばあとはリアルラックで……(運かよ)。
はたしてペルソナ5が発売されるまでにちゃんと完走しきれるのか。これで据え置き機で完走できたらペルソナ5とPS4を同時購入する機運が一気に高まるのが目に見えている。よいのやら悪いのやら。
わたくしからは以上です。
幻影異聞録♯FE Fortissimo Edition(フォルティッシモ エディション)
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2015/12/26
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- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2015/12/25
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