スポーツ長者番付 錦織が29位に

スポーツ長者番付 錦織が29位に
アメリカの経済誌フォーブスは、2016年のスポーツ長者番付を発表し、テニスの錦織圭選手が日本人としては最高の29位に入りました。
アメリカの経済誌フォーブスは8日、今月1日までの1年間の年俸や賞金、それにスポンサー料などを合算した収入をもとに、2016年のスポーツ選手の長者番付を発表しました。
その中で、テニスの錦織圭選手が、去年の92位から大きく順位を上げて、3350万ドル(日本円でおよそ35億7000万円)を稼ぎ、日本人としては最高の29位に入りました。
1位は、サッカー、ポルトガル代表のクリスチアーノロナウド選手で、8800万ドル、2位は同じくサッカー、アルゼンチン代表のメッシ選手で、8140万ドルでした。
これまでの15年間、ゴルフのタイガー・ウッズ選手とボクシングのフロイド・メイウェザー選手が1位を独占してきましたが、メイウェザー選手が現役を引退しウッズ選手がけがに苦しむなか、ことしはサッカー選手が1位と2位を独占しました。
フォーブスによりますと、チームのスポーツ選手としては、マイケル・ジョーダン選手以来、2人目の1位だということです。
このほか、100位以内に入った日本の選手は、去年、日本人の中でトップだった、大リーグ、ヤンキースの田中将大投手で、2300万ドル(日本円でおよそ24億5000万円)で、74位でした。

長者番付上位10人は

フォーブスが発表した、ことしのスポーツ選手の長者番付の上位10人は、以下のとおりです。

1位、サッカー、クリスチアーノロナウド選手(ポルトガル)、8800万ドル。
2位、サッカー、メッシ選手(アルゼンチン)、8140万ドル。
3位、バスケットボール、レブロン・ジェームズ選手(アメリカ)、7720万ドル。
4位、テニス、ロジャー・フェデラー選手(スイス)、6780万ドル。
5位、バスケットボール、ケビン・デュラント選手(アメリカ)、5620万ドル。
6位、テニス、ノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)、5580万ドル。
7位、アメリカンフットボール、キャム・ニュートン選手(アメリカ)、5310万ドル。
8位、ゴルフ、フィル・ミケルソン選手(アメリカ)、5290万ドル。
9位、ゴルフ、ジョーダン・スピース選手(アメリカ)、5280万ドル。
10位、バスケットボール、コービー・ブライアント選手(アメリカ)、5000万ドル。

日本人で、番付に入ったのは2人です。
29位、テニス、錦織圭選手、3350万ドル。
74位、野球、田中将大選手、2300万ドル。

番付の100以内に入った女性は、以下の2人だけでした。
40位、テニス、セリーナ・ウィリアムズ選手(アメリカ)、2890万ドル。
88位、テニス、マリア・シャラポワ選手(ロシア)、2190万ドル。

また、去年1位だった、ボクシングのフロイド・メイウェザー選手(アメリカ)は16位となり、4400万ドルでした。
去年2位だった、ボクシングのマニー・パッキャオ選手(フィリピン)は63位となり、2400万ドルでした。
過去15年間で、12回1位となった、ゴルフのタイガー・ウッズ選手(アメリカ)は今回、12位となり、4530万ドルでした。