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長女ナターシャさんが始球式 生誕100周年

「スタルヒン生誕100周年記念試合」で始球式を行う長女のナターシャ・スタルヒンさん=旭川スタルヒン球場で2016年6月7日、武市公孝撮影

 日本プロ野球初の300勝投手、ビクトル・スタルヒン(1916〜57年)の生誕100周年記念試合として、セ・パ交流戦の北海道日本ハムファイターズ−広島東洋カープ戦が7日、北海道旭川市の旭川スタルヒン球場で開かれ、スタルヒンの長女ナターシャさん(64)=東京都在住=が始球式に臨んだ。

 投球結果はワンバウンドで、「スタルヒンが天から舞い降りて豪速球を投げさせてくれるかな、と思ったけど……練習の時の方が良かったかな」と苦笑い。ロシア革命で一家が亡命し、たどり着いた地で名前を冠した記念試合が開かれたことに「娘としてはうれしい限り。父にとって唯一の故郷、旭川で愛されているのをひしひしと感じた」と喜んだ。

 試合前には日本ハムの大谷翔平選手(21)らと父の母校の旭川市立日章小を訪問。投打二刀流の大谷選手に父も投打に活躍していたことを伝えた。5歳で死別し、当時は父が野球選手だったと知らなかったナターシャさんは、父より2センチ高い193センチの大谷選手に「父もあのくらいあったんだなと思った。大谷選手は最速記録を出した。いろんな記録を樹立してほしい」と期待した。

 試合では「スタルヒン生誕100周年記念」と刻印した公式球が使われた。【江連能弘】

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