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うつのキセキ。

うつで休職した会社員が社会復帰をめざして奮闘したりぼやいたりするブログ。

現うつ病患者が選ぶ「家族が言ってはいけないこと」ベスト5

うつ病

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ルイです。

うつ病です。梅雨入りしたこともあって家でぐったりしています。雨の日というのはなんだってこんなに気分が沈み込むのでしょうか。

わたしはうつ病と約1年の付き合いですが、その間にさまざまな人間関係のトラブルを起こしました。友人、恋人、会社…自分に関わるほとんどの人たちと衝突を起こしました。わたしが意図する意図しないに関わらずです。

中でも一番辛かったのは、家族との問題でした。命に関わるような修羅場に発展した思い出もあります。もう地獄絵図です。この家はおしまいだ、と思いました。

わたしがうつになってから家族に言われて辛かったことをランキングにしてみます。

うつ病の方が読むと本当に辛い想いをするかもしれません。「あ、だめだ」と感じたらすぐに引き返してください。逆にうつ病患者を家族に持つ方は、自分にも心当たりがないか振り返りながら読んでみてください。

 

第5位「いつになったら治るの?」

本人もわからないです。わたしだって治せる方法があるならさっさと治したいです。うつ病を風邪かなんかと勘違いしてるんでしょうか。

二、三日寝てるだけで治るような病気なら、いまの世の中にこんなにメンヘラは溢れかえっていません。

「いつになったら治るの?」の問いには、「わからない」としか返せません。

 

第4位「気分転換に〇〇してみたら?」

気分転換できないからうつになっているのです。気分転換できるほど軽やかにご機嫌を変えられるなら、とっくに治癒しています。

遊びや旅行の誘いも全て断りました。とにかく部屋で寝ていたかったので。そしたら「付き合い悪いな」と毒づかれました。知らんがな。

 

第3位「〇〇ちゃんはちゃんとやってるのに、どうしてあんたはそうなの?」

健康に働いている知人の子どもなどを引き合いに出され、わたしのことを木偶の坊扱いする。つらかったですね。

わたしだって〇〇ちゃんみたいに健康に働きたかったんですけどねえ。気づいたらぶっ倒れてて、「もう働いたらダメ」って烙印押されてたんですよねえ。

働きたくないわけじゃなく、むしろちゃんと働きたいのに、他の人と自分は劣っているかのように、毎日なじられる。

つらかったですねえ。

 

第2位「ずっと寝てるだけだったら家を出て行けば?」

休職になってまず実家に帰りました。実家でひたすら寝て休んでいたら、こう言われました。

休むためにわたし帰省したんだけど…。どうやら親は、いい歳して寝てるだけの我が子が視界に入るだけでイライラしていたようです。

「なんで寝てるの?」「なんで働かないの?」

いろいろ言われましたねえ。ほとんど寝ていたんで詳細は思い出せないのですが。

とにかく働けない自分を責められ続けていたのはぼんやり覚えています。

辛かったですねえ。うつ病で実家で休む、ってそんなに悪いことなんですかねえ。

「早く出て行け」と言われるのがつらくて結局一人暮らしのマンションに戻って療養した時期もありました。あの頃は家族関係が最悪でしたからねえ。

あ、同率の2位を今思い出しました。

 

第2位 (うつ病で自殺したニュースなど見て)「あんたもこんな風におかしくなるの?怖いわ」

新聞やテレビでうつ病が取り上げられると、あんな風に我が子がなってしまうのか、嫌だわ〜〜という風に言われました。もちろんわたしがいる前でです。

もうマスコミがうつ関係を扱わないか戦々恐々でしたね。話題に出されたら必ず「あんたもあんな風に頭がおかしくなられたら困る」って言われましたからね。うつってそんなに気味悪がられる病気なんでしょうか。当事者となった今ではよくわからないです。

 

第1位「こんなおかしい子産まなきゃよかった」

はい、ダントツ1位です。

自分でさえ自分の存在意義を疑っていた時期に親からこれを言われたらね。メンタルもズタボロになりますよ。

これを言われたときはさすがにこの世からフライハイしてやろうかと思いました。ビビリなのでできませんでしたが。「親に殺されてたまるか」という想いでどうにか踏みとどまりましたね。あのときわたしを現実の世界につなぎとめてくれた友達やお医者さんには本当に感謝しています。いやー、怖かったわー。いま思い出しても心臓がバクバクします。

 

うつ病患者を責めないで

うつ病患者はただでさえ自分を責めています。自分をサンドバッグにしてぼこぼこに殴り続けています。それが異常なことだと気づいていても、止められないこともままあります。

そこに、一番の理解者であるはずの家族から更なるパンチを食らうと、命に関わるようなダメージにつながってしまうのです。

わたしは第1位のセリフを言われた後、家族関係でもめにもめました。

そして母から「わたしはあなたを産んだ時が人生で一番幸せだった」と言われましたが、正直信じていません。母はわたしがうつ病になる前から、わたしのことを「うまく育たなかった子」だと嘆いていましたから。

 

うつ病患者を家族に持つ方は、どうか患者を責めることは言わないでください。

他人と比べるようなことも言わないでください。

自分が人生につまずいていることを一番認識しているのは患者自身です。深追いしないでください。

患者になにかを促すことも言わないでください。「なにもできない」自分を更に責めてしまいます。うつ病患者は、「なにもしない」ことが一番の治療なのです。

できるだけ安全な環境を用意したら、あとはそっとしておいてください。

時間はかかりますし、体調の波もありますが、うつ病は少しずつ改善されていきます。

うつ病患者を焦らせないでください。ほかの患者とも比べないでください。

なにより、患者の存在を否定しないでください。

安易な言葉が、場合によっては取り返しのつかない事態を呼ぶことになるのです。

どうか、静かに、気長に見守ってください。

患者はうつ病から必ず立ち直ります。時間をかけても立ち直ります。

うつ病患者を家族に持つ方は、上記の言葉を患者にぶつけることは避けてください。

家族のうつ病への理解と、地道な協力が、回復への最大の近道になります。