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I AM A DOG

きょうは犬だから

防塵防滴のPENTAX K-S2がアウトドア&雨天にて期待通りの活躍をしてくれたのでご報告

カメラ/写真 アウトドア

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予想外にビショ濡れにしてしまいましたけども…。

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PENTAX K-S2をいきなり雨の中使うこととなった

先週末の西湖釣行(主たる目的はキャンプです)。前回の記事などで貼っている写真を撮ったカメラについてです。ちなみに私が写ってる写真の撮影者は奥さん。

今回持っていったカメラは、先日買ったばかりのペンタックスK-S2のフォレストグリーン。防塵防滴仕様に併せて積極的にアウトドアで使いたくなるカラー、組み合わせているレンズは簡易防滴の「DA 18-50mmF4-5.6 DC WR」です。

アウトドアでのデビュー戦ともいえる今回、実際どこまでタフに扱ってよいものか分かりませんでしたが、かつて同じ防塵防滴のエントリー機である同社製K-30を使っていた経験もありましたし、細かいことは気にせず普段使っているオリンパスのOM-Dと同様に扱ってしまいました。

タイミングを図ったように(?)土曜日の夕方から小雨、翌日曜日は夜明け前からかなりの雨となっていましたが、特にカメラに雨対策をすることなくカメラバッグに入れたまま釣りをしていました。レインウェアやカメラバッグの濡れ方、後ろの湖面の波紋を見れば結構な雨だったことが分かるかと思います。

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ちなみに私の使ってるパーゴワークスのカメラバッグ(以下リンクは後継モデル)、小雨程度なら耐えてくれますが、防水バッグではないので雨が降ったら付属のレインカバーを掛ける必要があります。今回釣りに夢中になって、ついカバーを掛けずにたっぷり濡らしてしまいました。中に入ってた財布は… お察しください。

魚が釣れるとK-S2を取り出してこんな感じでパシャリ。実は前夜に夜のBBQを撮っていて、うっかり感度をISO3200のままにしてしまっていたのですが、目立ったノイズは出てないようでなによりでした(上の写真はかなりトリミングしているので、それなりにノイジーですけども…)
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決して積極的にカメラを濡らしながら使った訳ではありませんが、「少々濡れても大丈夫(きっと)」と思いながら雨の中でも一眼レフカメラを使える安心感は、ペンタックスやオリンパスの防塵防滴ならでは。

釣りや登山のときは、カメラからつい意識が離れてしまうことも多いですし「気付いたらカメラが壊れてた…」では悲しすぎます。可能な限りカメラを雨から守ってあげる必要は当然ありますが(私はやや鈍感すぎる)、それでも「このカメラなら少々無理しても撮り続けられる」というのはフィールド写真を撮る人間にとって大きなアドバンテージでしょう。

(メーカーが受注を打ち切ったはずのオーダーカラー、Amazonに在庫がある表示になってますが本当かな?)

雨の中カメラを使ったらお手入れ(乾燥)を忘れずに

もちろん、雨の中で使ったカメラをそのまま放置していい訳がありません。表面の水滴は渇いた布などでよく拭き取り(レンズの可動部、ズーム箇所も忘れずに)、ボディとレンズを分けて風通しのいい場所でよく乾燥させましょう。湿度の高い今の梅雨時期ならば、防湿庫・防湿ケースなどを使ってしっかり乾燥。

帰宅して、早速防湿ケースにカメラを入れたところ、グングンとケース内の湿度が上昇していき… この後、湿度80%以上まで上がってしまいました。

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これはいかんと、追加で除湿剤を投入して一晩。今では湿度も40%位で落ち着いたようですし、カメラやレンズの動作はもちろん問題なしです。

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* *

といった感じで、K-S2のアウトドアデビュー戦は期待通りの働きをしてくれようです。今週から関東も梅雨入りしましたし、今年の紫陽花はK-S2を相棒に選んで出掛けてみたいと目論んでおります。頑張れザク色!(みんなに言われるので)


実はiPhoneのカメラも結構頑張ってくれました…

ところで冒頭の濡れたK-S2を撮っているのはiPhone6だったりします。「カメラを撮るためのカメラ」なんて流石に持ち歩いていませんし(笑)
防水スマホのarrows M02も持ってる私ですが、やはりカメラ性能を考えたら少々無理してもiPhoneを使いたくなるのです。うっかり湖にでも落としたら一発アウトですし、雨の湖畔で使うのはちょっとドキドキしますけど。

以下の写真はツイート用にiPhone6で撮っていたものですが、魚体の質感とか見ても結構いい写りしてくれてますよね。多少Lightroomで処理はしていますが、3:2にトリミングして貼った一眼レフで撮った写真に混ぜても気付かれなかったりして?(笑)

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…最後になんつーこと言い出すんだという感じですが、デジカメが世に出る前から釣りを楽しんでいた自分にとって、誰もが持ち歩いてるスマホを使ってこんなに綺麗に魚の写真が(しかも雨の中)撮れてしまうのはちょっとした感動なのです。

カメラを持ってないときに限って自己記録級の魚を釣り上げてしまい、なんとか魚をキープしてコンビニに“写ルンです”を買いに走ったようなエピソードは枚挙に暇がないですし、写真を現像したら記録の証拠になるメジャーの数字が読めない位のピンボケ写真だったなんて… 思い出しても笑えません(笑)