2016年6月7日(火)

「幼稚な行動」の積み重ねで、道は開ける

得する習慣、損する習慣【50】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
古川 武士 ふるかわ・たけし
習慣化コンサルティング代表取締役

古川 武士

日立製作所を経て2006年独立。「習慣は第二の天性」をモットーに、社員研修・コンサルティング・個人向けセミナーなどをおこなっている。著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(いずれも日本実業出版)など。

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習慣化コンサルタント 古川武士=文
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確率1%でも100回やれば成功する

行動すれば、道は開ける。

これは私が多くの経営者やビジネスパーソンの習慣化カウンセリングをしてきたなかで確信したことです。とにかく動きながら、考える。すると、見えてくるものがある。なぜ行動するといいのでしょうか?

私は、ごく初歩的で単純な、一見幼稚とも思えることでも行動し、それを積み重ねることで「3つの次元」の効果を得られると感じています。それは、報酬と言い換えてもいいほどのプレミアムな価値あるものです。

[第1次元:結果が出る]

「原因と結果の法則」(過去の自分の言動という原因が今の環境という結果を生み出している)からすれば、どんなに確率が低い勝負でも実行回数が多ければ必ず結果に繋がります。

何ごとも可能性ゼロというものはありません。たった1%の確率でも、100回やればうまくいきます。以前、本コラムでご紹介した、「一流は全員『下手な鉄砲』を撃っている」(http://president.jp/articles/-/17830)の通りです。分の悪い勝負でも諦めず努力し続けることで、いずれ勝利に恵まれる。結果が出る。しかし勝負しなければ、結果も何もありません。だから、まずは行動なのです。

[第2次元:最適解が見つかる]

第2次元は、試行錯誤することの効用です。ああでもない、こうでもない。そうやって取り組むと、ヒントが見つかるのです。行動すればヒントが見え、改善策が見えてきます。何もせず止まっているのは試行錯誤ではありません。考頭の中で悶々としているだけでは一向に前に進みません。

行動するとはどういうことか。例えば、人に出会う。新しい情報に触れる。すると、ヒントが湧いてくることがあります。ある種の化学反応なのでしょう。試行錯誤を繰り返すことで、どんどんプロセスが最適化して、最適解が見えてきます。新しいことはやってみないと分からないというのはまさにこのことです。

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