ローマ=山尾有紀恵
2016年6月7日02時16分
イタリアで5日、統一地方選が投開票され、ローマ市長選では反腐敗を掲げる野党「五つ星運動」の候補で弁護士のビルジニア・ラッジ氏(37)が与党候補を制して首位に立った。19日に決選投票が行われる。10月に憲法改正の国民投票を控えるレンツィ政権にとって、首都での苦戦は痛手となりそうだ。
ラッジ氏の得票率は約35%で、レンツィ首相率いる民主党の候補で2位のロベルト・ジャケッティ氏(55)に約10ポイントの差をつけた。ラッジ氏が当選すれば、ローマ初の女性市長となる。一方、北部ミラノの市長選では、民主党が推す昨年のミラノ万博の公社代表だったジュゼッペ・サラ氏(58)が得票率約42%で首位に立った。ただ、2位との得票率の差はわずかで、決選投票の行方は不透明だ。
レンツィ氏は、国民投票で上院の権限を大幅に縮小する憲法改正案が否決されれば辞任すると明言している。今回の地方選は、国民の政権への支持を占う試金石とみられていた。レンツィ氏は6日、「試合は終わっていない」と述べ、地方選の結果は国政に影響しないと強調した。
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朝日新聞国際報道部
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