胸がキュンキュンしたことありますか?
- アーティスト: All That Jazz
- 出版社/メーカー: SREVOC
- 発売日: 2012/04/01
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忘れられない思い出
あれは1年前の出来事でした。
カラッとした五月晴れの中、
私は密かに想いを寄せている男性とドライブデートに出かけました。
私も彼も甘いもの好きと言うこともあり、
遠方のケーキ屋さんまで行きました。
甘いものに癒されて、好きな人と一緒にいられるだけで、
私のテンションはMAXでした。
その後も、近くにあるアウトレットまで車を飛ばして
散歩がてらぶらぶら。
他愛もない話をしながら隣を歩けるのが嬉しくて、
ずっと笑っていたと思います。
日が暮れてきたけど、どうしようかと言う彼の声に
唸っていたら、「行きたいところ、あるんやけど」
と言って車を走らせました。
山道を30分も登って行くと、
そこは夜景で有名と言われている場所。
すこしでこぼこした山道を、
ヒールのあるサンダルでわたしがよろよろ歩いているのを
彼は心配そうに見ながら、少しずつ足を進めました。
ようやく頂上というところで、私たちは足を止めて景色を見下ろします。
思わず、声もなくその光景に見惚れていました。
それは彼も同じだったようで、2人で黙ってきらめく夜景をしばらく眺めていたのです。
「ありがとう、連れてきてくれて」
そう言うと、彼は少し照れたように私の頭をぽんっと撫でて、
「このまま動けなくなりそうやから、そろそろ行こう」
と、来た道を戻って行きます。
足元は暗く、やはり不安定でよろよろしていると、
「ほら」と彼はわたしの手を取ってくれました。
心臓の音が聞こえるのではないかと言う程、
わたしはドキドキしていました。
車までたどり着くとその手は解けてしまいました、
大人な彼は私が転ばないよう手を引いてくれていたのでしょう。
それでも、私からすれば今までにないときめきでした。
あの時私は結局自分の想いは伝えられませんでしたが、
彼の大人な優しさに、胸キュンしてしまったのです。
赤ちゃん
初めての子供が生まれた時、ベビーベッドではなく赤ちゃんと一緒のお布団で寝ていました。最初の頃は不慣れで、それこそ触ると壊れてしまうかのように赤ちゃんに接していました。壊れてしまいそうな時期をこえて、首がすわってきました。その頃になると赤ちゃんは私の顔を見ると零れそうな笑顔を見せてくれるようになりました。時には黙って、時には笑い声を上げて手を動かしながら笑っている様子に幸せで胸が一杯になりました。寝返りもできるようになって、ある時真夜中に起きた時の事です。赤ちゃんが寝返りを打った拍子に私の胸の中に飛び込んできました。そして、小さな手でぎゅっと私にしがみ付いたのです。あの時の胸がきゅんとした思いは忘れることは出来ません。赤ちゃんの重みと胸に飛び込んできた小さなフィット感はとても心地良いものでした。少し苦しいなと思って体を離そうとすると離されまいと更に強くしがみ付いてくるのです。暖かさとその小さな体の抱き心地は強く心の底から揺さぶられました。しがみ付いている指を外そうと一本一本、指を解いていきました。すると今度は指を外そうとする私の指をしっかりと握り締めたのです。無垢にすがり付いてくる赤ちゃんから体を離そうとしていたのに、あまりの愛おしさにまた抱きしめてしまいました。オレンジ色の豆電球の中で見る赤ちゃんの顔はほっぺたもプクプクで見ている方もつい顔が緩んできてしまいます。赤ちゃんのまだ少ししか生えていない薄い髪の毛から、体から、甘い香りがしました。それもまた赤ちゃんだからこそする匂いなので胸が締め付けられるようにきゅん、としました。幸せな時、思いがけなく胸が締め付けられるものだなと思いました。
パン屋さんで「ドキッ」
あるパン屋さんでの出来事です。そのパン屋さんは駐車場も広く、お客様も時間によっては車を止められないくらいたくさん来られて、何度か駐車場に止められずあきらめたこともあります。大きなパンの製造会社が下の方にあり、そこでできたパンを学校やお店にもっていくのが主のパン屋さんです。一部を上にある出先のパン屋さんへ持ってきて販売していたため、値段も通常のパン屋で購入するよりかなり安く購入することができていました。お客様もよくそのことを心得ていて、学校が休みになる土曜日や日曜日に行くと子供連れのお客様が多く、午前中なのにあるはずのパンの棚にパンがないこともしばしばで買いたいパンが買えない事もよくありました。みんな両手で持つくらいたくさんのパンを購入されます。味もまあまあです。そういうこともあり、できるだけ学校が休みの日の土曜日や日曜日においては近くを通る時でも立ち寄らないようにしていました。平日においては午前11時くらいから駐車場が混むためできるだけその手前くらいに買いに行くよう計画を立てて、車を走らせることが多いでした。多い時は1週間に1回はそのパン屋さんへ行っていました。朝も9時くらいから開いていましたので少し早くお店の近くを通る時があったときでも立ち寄っていました。その日も、いつもと同じようにパンを買いに行きました。駐車場もすいていて、気分よく入店し、パン屋さんの中を眺めてみてもそんなに人がいませんでした。希望のパンを選んでレジへ行きました。お金を払おうとポケットの中から小銭を出し、お姉さんにお金を渡していつもの通りレシートを受け取ろうとしたとき指と指が「フッ」と軽く触れました。そのときなぜか「ドキッ」として胸がきゅんとしました。その人を思っているわけではなかったのですが(別に好きではないのですが)軽く触れたことがかえって「ドキッ」としました。こんなこともあるものなんですね。久しぶりに胸キュンの「ドキッ」の体験でした。
彼女のこっそりお菓子を買う姿に胸キュン
現在交際してる女性がいるんですが、この彼女がお菓子を買う姿に胸キュンしてしまった体験談です。
その日は週末、お出かけデートをしてきて帰宅途中に近所のドラッグストアに立ち寄りました。
ここはドラッグストアなんですが、お菓子がとても安いのでよく利用してるとこなんです。
いつもはそこで一緒にお菓子を買って私の自宅でくつろぎながらお菓子を食べるっていうパターンなんですが、この時は最近食べ過ぎたから今日はお菓子買わないって彼女が宣言してました。
お互い買うものは別々なので、別行動で欲しいものをとりにいったんです。
いつもは私の方が買うものが多くて時間がかかってたんです。(私は一人暮らしなので色々買うものが多く、彼女は実家暮らしなのであまり買うものがない)
おそらく今回も私の方が時間がかかるだろうと彼女も思ってたようで、お菓子は買わないと宣言してもお菓子売り場の前に来てしまったらついお菓子が欲しくなったようなんです。
たまたま私は欲しい物が少なかったので、彼女を探そうと店内をキョロキョロしながら探してると彼女がお菓子コーナーで物色してるのを見つけてしまいました。
私は彼女の方に向かっていってたんですが、彼女は私に見られてるとは一切気づかず真剣にお菓子選びをしてました。
ものすごくお菓子に集中してたようで、私が彼女まで2,3メートルの距離になってやっと私に気づきました。
この時に彼女が、お菓子をカゴに入れてるのがバレてしまった!ハっ!っていう顔してたんですよね。
その後ソソクサと私から逃げるように別コーナーに彼女が逃げていったんですが、この時の彼女の気まずそうな表情と逃げ方がものすごく可愛かったんです。
その後すぐにお菓子買ってるとこバレた~って笑いながら近づいてきたんですが、この時の彼女の様子が本当に私好みでとても胸キュンしてしまい、ますます惚れてしまいました。
運命の人
私は中学に入学して初めて人を好きになりました。学校の方針で帰宅部が無く、絶対にどこかの部に所属しなくちゃいけなくて、適当にバスケ部を選んで入部したけど、毎日怒られてばっかで嫌になって辞めようかと何回も思っていたけど、横のコートに男子バスケ部が居て、その中に片思いの彼がいるので何回も思いとどまっていたけどある時、練習中に私が何回もミスをしていて先輩に呼び出され体育館の隅っこでめちゃくちゃ怒られて私はずっとすみません、すみませんって謝っていたけど先輩は許してくれなくて泣いてしまいました。男子バスケ部の人達がざわざわしているのがわかって後ろをちらってみたら気になっている彼がこっちを見ているのがわかった途端に急に恥ずかしくなりその場を泣きながら逃げてしまいました。男子バスケ部が休憩中だったらしく彼が追いかけてきてくれました。 彼「今日はなにしたん?めちゃくちゃ怒ってたやん、いつも怒られてるん知ってたけど、今日は凄かったな、みんなで止めに行った方がええんちゃうかって話してたんや」 私「‥‥‥‥」彼「俺な前から思ってたんやけど、お前ってしょっちゅう怒られてるのに、毎日部活にきてるやん、一生懸命頑張ってるお前みてたら俺いつの間にか好きになってたみたいやわ」 挨拶程度でしか話したことのない彼が好きになってた?私は何が起こってるかわからなくなってしまい 彼「俺でよかったら付き合って欲しい」 今まで嫌なことで泣いてたけど次は嬉しくて泣いてしまい、泣きながら私は部活に入った日からずっと好きでしたって答えました。片想いだと思っていたのに両思いだったのには驚きました。そしてその彼とは高校が別々だったので中3で別れ、22歳の時にやっぱりお前がいいわ、結婚してくれって言われて今も仲良いい夫婦やってます。
キュンキュンしたじゃないか(笑)
私は2年前に今の主人と結婚しました。彼は亭主関白の様な存在で付き合っている当時から少し俺様気質があったので私もたまに嫌になっては別れようと何度考えたことだったか。当時年齢が3つ下の彼に対して、私の年齢は30目前。結婚や子供が欲しい時期のピークに襲われました。それに返して彼は結婚する様子もなく、普通にカップルとして私のことを、観賞していることに腹が立ち、何度も別れようと思った決着をここで漬けてやろうと私から3年間の交際にピリオドをかけようとした矢先のことでした。彼に別れを出し、あっさり彼からも了解を頂き、私たちは別れることになりました。最初はなんてこの野郎は心もない。アッサリ別れやがって、マジムカつく。この3年マジ無駄だった。と思いながら忘れるために必死な私。一生懸命に尽くしてきたからこそ腹ただしい毎日。しかし別れて1週間経ってベランダで私が深夜にため息をついて一服タバコを吸おうとしたら家の下の駐車場に彼の姿。深夜2時ごろでした。私は寒い中彼が涙目で私に向かって指輪を持ってきたのです。
一瞬え??という時間が止まってしまいましたが、嬉しかったのは確かです。でも別れている最中・・と思いながら彼の取った行動は一生幸せにするし俺のものだからと言われ無理やり指輪を薬指に押し込まれたのを覚えています。キュンとしたと言うより突き放してみてその大切さに気付いてくれたことに感謝しました。それから結婚して私は経済的にも色々な面で主人にはお世話になっています。この人との結婚は間違いではなかった。と思えるようになり今では毎日がキュンキュンしている夫婦生活です。私が焦っているのも気付いていたそうで、申し訳ない気持ちもあったそうです。今では大切にしてもらっています。