このごろ、娘の行動に「欲」が見られるようになったと下記エントリで述べた。
実は上記エントリの内容に加えて、最近さらに一段階レベルがあがったようだ。
娘はなにか自分が執着するものを見つけると、こちらに渡さなくなる。そして、「それちょうだい」とお願いすると両手を後ろに回して隠そうとするのだ。マジ顔で背中に隠すその姿はなんとも言えずかわいい。
だが、例えば箸置きをずーっと持っていられても困るし、お風呂なんかにも入らなければならないタイミングだったりするので、「お願いだからちょうだい」と言ってはみるものの、やはり両手を後ろに隠すのだ。
それだけではない。
例えば、保育園に行く際に靴下を履かなければならないシチュエーションで、「靴下履こうね〜」などと言いながら近づいていくと、何も手に持っていないのにも関わらず、両手を後ろに回すジェスチャーをする。
つまり、これはサッカー選手が両手を後ろに回して審判の判定に異を唱えるがごとく、こちらの提案に対して異を唱えているのではないだろうか。つまり、端的に言ってしまえば拒否っているわけだ。
これまでは、親に言われたことをやっているだけだったり、真似するだけだったりだった娘の行動に、明らかに自分の「意思」が感じられる。前述のエントリでの「欲」だけではなく、「拒否るジェスチャーを見せる」という新たな選択肢が生まれたのだ。
そうなると、だんだん朝の準備やご飯の時間なんかも結構やりとりが難しくなってくる。なにしろ、時間は限られているのだ。そんな時に拒否られていうことを聞かなくなったら大変である。
これがだんだんイヤイヤ期へと発展していくのだろうか。今はリアクションがかわいいから「あはは〜」なんて言ってられるけど、その時期が来たら「こりゃ大変だ〜」となるのかもしれない。
それでも、こういう新しい行動を見せてくれると、「ああ、成長しているんだなぁ」と実感できて嬉しい。そういや、現在娘は好き嫌いなくなんでも食べているが、そのうち好き嫌いが出てくるのだろうか。自分が好き嫌いが多いので、その点は心配ではある。
最後に、いきなり関係ないことを言うが、ここのところ歯磨きがとても難しい。
こないだ見た「おかあさんといっしょ」では、3〜4歳児と思われる女の子が自分から「あーん」しているのを見て「いいなぁ」なーんて思ったのだが、そのくらいにならないと自分から歯磨きをしてくれないのかなぁと思ってたりする。ママがやるとおとなしく磨いてくれるんだけどね…
というわけで、最近また娘のレベルが上がって、あらたなとくぎ「拒否る」を覚えたというお話でした。
おしまい。