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 東京電力福島第一原発の汚染水対策として1~4号機を「氷の壁」で囲う凍土壁について、東電は6日、凍りきらずに壁に穴が開いたようになっている部分をふさぐ追加工事を始めた。6月末ごろまでに、62カ所で地中にセメントを注入する。地下水の流れを遅くして凍結を促す方針だ。

 凍土壁は、建屋に地下水が流れ込んで汚染水が増えるのを抑えるためのもの。3月末に凍結作業が始まったが、2カ月たっても温度が下がらず凍らない部分があったため、東電は追加工事が必要と判断。原子力規制委員会も容認した。

 東電はまた、凍土壁の山側で凍結範囲を広げる作業も並行して進める。