効率よく不労所得を得るための方法を知りたいけど、何が一番良いのか良く分からない。また、自分にあった不労所得の稼ぎ方が何なのか分からない。
不労所得を得る手段として様々な方法が紹介されていますが、どれが効率的なのか良く分からないことも多いですよね。
副業が流行っている中、どういった手法が最も効率的なのかしっかりと把握しておきたいもの。
そこで今回は、不労所得を得る11の方法をお伝えさせていただくと共に、5,000万円を稼ぐ上で最も効率的な方法は何かを具体的な計算結果と共に紹介させていただきます。
- 目次
- 1. 前提条件を整理する
- 2. 最も効率が良いのはどれ?11種類の不労所得の効率性をグラフで比較
- 3. 不動産投資で稼ぐ
- 4. 株やFXで稼ぐ
- 5. まとめサイトで稼ぐ
- 6. Youtubeで稼ぐ
- 7. ネットワークビジネスで稼ぐ
- 8. 情報商材で稼ぐ
- 9. ネットショップで稼ぐ
- 10. ホームページ(ブログ+アフィリエイト)で稼ぐ
- 11. フランチャイズ展開して稼ぐ
- 12. 自費出版で稼ぐ
- 13. 企画出版で稼ぐ
- 14. 不労所得を得る11の方法を比較して分かったこと
- 15. 最後に
1. 前提条件を整理する
まずは簡単に前提条件を整理しましょう。不労所得といっても何もせずにお金が入ってくるわけではなく、初めに不労所得を生み出すための「仕組み」を作らなければいけません。その仕組みを作る前提条件についてお伝えさせていただきます。
今回は、年収400万円のサラリーマンの方を想定します。
そして、毎月不労所得を得るための投資に充てることができる貯蓄額を月10万円、不労所得を得るために使うことができる可処分時間は月50時間と仮定します。
| 前提条件 | |
| 貯蓄額 | 10万円/月 |
| 可処分時間 | 50時間/月 |
2. 11種類の不労所得の稼ぎ方の効率をグラフで紹介
上記の前提において、11種類の不労所得の稼ぎ方の中でどれがもっとも効率が良いのか、その結果をグラフにまとめさせていただきました。
まずは、5,000万円を稼ぐために必要な期間についてまとめさせていただきました。そのグラフが以下です。
ある程度のばらつきがありますが、上位5つを挙げると、フランチャイズ、ネットワークビジネス、自費出版、まとめサイト、不動産投資・企画出版という結果になりました。
次に、10年経過時点、20年経過時点、30年経過時点における現金の残高を比較してみましょう。
10年目経過時点ではネットワークビジネス、自費出版が効率良く稼げているということがお分かりいただけるのではないかと思います。
一方で、不動産投資はほとんど現金が増えていないことがお分かりいただけるのではないかと思います(その理由は後述します。)
次に20年目の現金の残高を比較してみましょう。
フランチャイズが一つ抜け出しているということがお分かりいただけるのではないかと思います。仕組みを作ることによって、売上が急拡大しているということですね。
最後に、30年目の現金額の推移について見ていきましょう。
20年目の現金残高と同様、フランチャイズ展開するという方法が飛びぬけて稼ぐことができています。他方、不動産投資による現金残高が2位にきているというのは特筆すべき部分ではないかと思います。
不動産投資の場合、長い時間をかけて作ってきた仕組みが、後半に一気に花咲くというイメージです。
次の章から、各項目別に上記計算結果の根拠について詳細に説明させていただきます。
(補足)チャートの見方
次の章から、不労所得を得る方法についてレーダーチャートで評価をさせていただいております。レーダーチャートのイメージ及び各項目の説明に関しては以下を参照頂ければと思います。
それぞれの項目の評価の前提についてここで簡単に紹介させていただきます。
| 稼ぎの効率 | 不労所得をどれぐらい稼ぐことができるのかを示しています。 |
| 確実性 | 不労所得を得るため、自分の能力以外(運・他人の力)にどれほど依存しなければいけないかを示しています。 |
| 必要な時間 | 不労所得を得るためにどれぐらい時間を使わなければいけないのかを示しています。 |
| 簡単さ | 不労所得を得るためにどれぐらい高度なスキルが必要かを示しています。 |
3. 不動産投資で稼ぐ
まずは不動産投資です。不動産を購入し、家賃収入によって不労所得を得るという方法です。
初めは現金が貯まりませんが、後半に大きな伸びが見込めることと、時間がかからないこと、特別なスキルがいらないこと、他人への依存度が低いことなどから、高い評価であることがお分かりいただけるのではないかと思います。
不動産投資で不労所得を得るためのステップは以下の通りです。
step1. 頭金を貯める
step2. 不動産投資の勉強をする
step3. 不動産を買う
step4. 家賃収入を得る
まずは、頭金を貯めていきましょう。購入する不動産の金額は2,000万円と仮定、頭金が10%求められるとして、20か月はまず頭金を貯めないといけません。
頭金を貯めるための期間:20か月
頭金を貯めながら、不動産投資の勉強をしていきます。頭金が貯まるまでの20か月で1,000時間勉強をすることができます。
1,000時間勉強すれば、不動産投資を始めるには十分すぎるほどの知識が集まっていると言えますので、勉強に必要な時間は1,000時間とします。
知識を身に付けるまでの期間:1,000時間
実際に不動産を買っていきます。
買う不動産は2,000万円、1,800万円のローンを組むと仮定します。
購入する不動産の金額:2,000万円
購入する不動産のROAを1%と仮定します。そうすると、1年間で20万円の家賃収入が入りますが、計算を簡単にするため、月々2万円が家賃収入として入ってくると仮定します。
また、15年目以降は不動産の買い増しを行わないと仮定します。
家賃収入(手取り):月々2万円
家の買い増しを終えるタイミング:15年目
収入の推移

不動産投資で稼ぐ場合のハードル
- 初期は現金の手残りがないことを覚悟すること
- 信頼できる不動産会社を見つけること
- 利益が出る不動産を買い続けること
不動産投資で稼いでいる有名人
- 山田たかお(笑点) : 年収1,300万円
- 天野ひろゆき(きゃいーん) : 年収数千万円?
参考にさせていただいたサイト
4. 株やFXで稼ぐ
次は株式投資・FXです。株式投資もFXも本質的には同じ投資方法ですので、一緒に紹介させていただきます。
気軽に購入できること、時間がかからないこと、そして堅実な株を買えばある程度は安定収入が見込める点がメリットですが、現金の増加ペースが非常に鈍いのが大きな難点です。
株やFXによって得られる不労所得には、大きくキャピタルゲインとインカムゲインの2種類がありますが、キャピタルゲイン狙いの場合は不確実性が大きいですので、今回はインカムゲインに絞って紹介をさせていただきます(その他投資手法も全てインカムで収入を得る前提にしています)。
株やFXで不労所得を得るまでのステップは以下の通りです。
step1. 株を買う
step2. 配当を貰う
step3. 株を買う・・の繰り返し
毎月10円の余剰金で株を購入していきます。
購入する株:堅実な株としてトヨタ自動車の株を購入
株を持っていれば株価に応じて配当を貰うことができます。トヨタ自動車の過去の配当の数字から、配当利回りを3%と仮定しました。
配当利回り:年3%
配当含め、貯まったお金を全て株の購入に費やしていきます。
余剰金は全て株の買い増しに使う
収入の推移
株式投資・FXで稼ぐ場合のハードル
- キャピタルロスを生み出す可能性がある
- 利益率が低い
- 配当も期待通りに貰えない可能性がある
株式投資・FXで稼いでいる有名人
- 杉原杏璃(アイドル) : 1,000万円の利益?
- ボビーオロゴン(タレント) : 5,000万円の利益?
参考にさせていただいたサイト
5. まとめサイトで稼ぐ
次に、まとめサイトでの稼ぎ方についてみていきましょう。今回はまとめサイトで最も有名なNaverまとめを活用することを前提とさせていただきます。
記事が増えていけば安定的に収入が増えていきますが、まとめ記事を書き続けなければいけないことと、書いた記事へのアクセスが全て高いとは限らないということから、必要な時間と確実性が低いという結果になっています。
まとめサイトを使って不労所得を得るまでのステップは以下の通りです。
step1. まとめページを作る
step2. まとめサイトに載せる
step3. PVに応じた収入を得る
まずは、まとめページを作りましょう。1つのまとめページ作成にかかる時間は2時間と仮定します。
まとめページ作成:2時間/ページ
ページを作成したら、その記事をまとめサイトに載せましょう。
載せるのはすぐにできますので、時間はかからないものとします。
まとめサイトに載せるまでの時間:0時間
まとめサイトに載せたら、PVに応じて収入を得ることができます。調べてみたところ、Naverまとめでは1PVあたり0.01円あたりが相場のようですので、今回も1PVあたり0.01円と仮定します。
また、まとめサイトに載せた記事のPVは月間10,000としましょう。つまり、1ページあたりの収入は100円/月となります。
まとめページのPV:10,000/月・ページ
まとめページ作成による収入:100円/月
収入の推移
まとめサイトで稼ぐ際のハードル
- まとめを作り続ける必要がある
- PVをずっと得られるか分からない
- まとめサイト自体がなくなる可能性あり
まとめサイトで稼いでいる有名人
- 見当たりませんでした。
参考にさせていただいたサイト
6. Youtubeで稼ぐ
近年流行している手法ですね。動画をアップロードし、その動画を見ている人に広告を流すことによって収益を得るという方法です。
Youtubeで稼ぐ場合、動画撮影のスキルが必要ということや、動画をアップロードしてもPVが増えるとは限らないこと、そして動画を作り続ける必要があるということから、確実性、必要な時間、簡単さの評価が低くなっています。
Youtubeを活用して不労所得を得るまでのステップは以下の通りです。
step1. 動画を作る
step2. 動画を載せる
step3. PVに応じた収入を得る
まずは動画の作成です。動画の時間は5分としました。
この場合、企画を考えるのに1時間、撮影準備1時間、撮影1時間、編集2時間ということで、5分の動画を撮影するのに5時間の時間がかかると仮定しましょう。
1本の動画の制作時間:5時間
次に、動画をYoutubeにアップしましょう。
Youtubeへのアップは簡単にできるようですので、ここではYoutubeへのアップに時間はかからないと仮定します。
Youtubeへのアップ時間:0分
動画を掲載したら、そのPVに応じて収入を得ることができます。
基本的に、収入は1PVあたり0.5円前後が相場のようですので、今回も0.5円/PVの収入を得ることができると仮定します。
また、動画を1本アップした場合の閲覧数ですが、これは1か月あたり100PVと仮定しましょう。そうすると、動画を1本配信することによって得られる収入は50円/月となります。
動画一本の収入:50円/月
収入の推移
Youtubeで稼ぐ際のハードル
- Youtuberとしての知名度を上げること
- コンテンツを考え続けること
Youtubeでお金を稼いでいる人
- はじめしゃちょー:5,000万円(推定)
- HIKAKIN:1億円(推定)
参考にさせていただいたサイト
7. ネットワークビジネスで稼ぐ

この方法は個人的にあまりお勧めしませんが、ネットワークビジネスで稼ぐという方法もあります。
順調に会員が増える前提で考えれば、稼ぎの効率は非常に良いと言うことができるでしょう。他方、会員が増えるかどうかはかなり不確実と言わざるを得ませんので、その点は非常に大きなデメリットなのではないかと思います。
ここで簡単にネットワークビジネスの仕組みについてご紹介させていただきます。以下の図をご覧下さい。
上記の図のように、人を紹介し、紹介した人が売上を上げると、売上の一部が紹介者に入るという仕組みです。
ネットワークビジネスにおいて不労所得を得るためのステップは以下の通りです。
step1. ネットワークビジネス会社に登録
step2. 紹介者を増やす
step3. 紹介者の売上に応じた収入を得る
step4. 紹介者を増やす・・の繰り返し
まずはネットワークビジネスを行っている会社に登録します。
登録自体はすぐにできますので、今回は登録に必要な日数は1日とします。
登録に必要な日数:1日
ここが一番重要な点です。紹介者を増やしていきましょう。
紹介者は3カ月に2人ずつ増えていくと仮定しましょう。そして、紹介者も3カ月ごとにあらたに2人紹介者を入れてくれると仮定しましょう。
紹介者が増えるペース:2人/3カ月
ここからが重要です。売上の30%が紹介者に払われると仮定しましょう。
そして、売った人には半分の15%が手残り、残り15%は紹介者に払うと仮定します。
利益:1人あたり3カ月で10万円の売上と仮定。そして、売上の30%が利益。ただし、利益の半分は紹介者に払う。
紹介者の売上:10万円/3か月
紹介して貰った人に払う利益:売上の30%
再び紹介者を増やしていきます。ただし、会員は10万人までとし、それ以上は増えないと仮定します。
会員数の上限:10万人
収入の推移
ネットワークビジネスで稼ぐ際のハードル
- 紹介者が更に紹介者を見つける可能性が低い
- 友人・親族からの信頼を失う恐れがある
ネットワークビジネスで稼いでいる人
- 公に情報が出ていないので分かりませんでした。
参考にさせていただいたサイト
8. 情報商材で稼ぐ
情報商材を作り、それをアフィリエイターという売り子の方に販売して貰うことによって不労所得を得る方法です。
一度商材が売れれば継続的に売れる可能性もありますが、その教材を作るためにスキルが必要であることを踏まえ、上記のような評価となりました。
情報商材で不労所得を得るまでのステップは以下の通りです。
step1. 情報商材を作る
step2. 商材をサイトに載せる
step3. アフィリエイターに販売を依頼する
step4. 販売による売上を得る
まずは売るための商材を作らなければいけません。これはお金よりも時間がかかると考えた方が良いでしょう。
作成に当たっては、600時間、すなわち丸々1年の時間がかかると仮定しましょう。
商材作成までの期間:1年間
商材をサイトに載せるのは非常に簡単です。即日でサイトに載せることができると仮定しましょう。
商材をサイトに載せるまでの期間:1日
商材を作成したら、アフィリエイターの方々に販売の依頼をしていきます。
アフィリエイターが販売した場合の報酬を50%、そして、アフィリエイターの数が1年毎に4人ずつ増えていくと仮定しましょう。
アフィリエイターの増加数:4人/年
アフィリエイターへの報酬:売上の50%
アフィリエイターの方々があなたが作った商材を売ってくれます。販売する商材は1つあたり1万円と仮定します。
そして、アフィリエイターが1年に4本の商品を売ってくれると仮定します。
アフィリエイターによる売上:4万円/年・人
アフィリ収入:2万円/年・人
収入の推移
情報商材で稼ぐ際のハードル
- 売れる商材を作ること
- 商材を広げてくれるアフィリエイターと繋がること
情報商材で稼いでいる人
- 与沢翼 : 6,000万円(推定/2014年)
参考にさせていただいたサイト
9. ネットショップで稼ぐ
ネットショップに商品を載せ、それを販売することによって不労所得をえる方法です。最大手の楽天市場に出店することを想定し、どれほどの速度で稼ぐことができるのかを見ていきましょう。
一度仕組みができれば継続して売上が出ますが、競争が激化しており、売り続けるための仕組みを作るためには相応のスキルやアイディアが必要ということから、簡単さの評価が低いという結果になりました。
ネットショップで不労所得を得るまでのステップは以下の通りです。
step1. 構想を練る
step2. ネットショップへの掲載、販売を行う
step3. 売上を上げる
まずはどういった業態で進めていくのかをしっかりと考える必要があります。
今回は、スイーツの販売の店と仮定しましょう。構想を固めるまでに6カ月の期間がかかったと仮定します。
構想ができあがるまでの時間:6カ月
いよいよネットショップへの開店準備です。開店に際しては、楽天市場の普通のコースで販売を開始することを想定します。
出店に対して発生する費用:20万円
スイーツが順調に売れていく場合を仮定します。
1つ1,000円のロールケーキを販売、毎月100本売れた場合を仮定します。
楽天はおおむね売上の8%が手数料として取られますので、ケーキの原価30%、と合わせ、1個あたりの利益は620円となります。
ケーキ1個あたりの利益:620円
ケーキの販売数:100本/月
収入の推移

ネットショップで稼ぐ際のハードル
- マーケティングを行う必要あり(良いモノだけでは売れない)
- 楽天への固定費あり
- 商品の発送などの手間がかかる
ネットショップで稼いでいる人
- ランキングは出ていますが、具体的な売上は分かりませんでした。
参考にさせていただいたサイト
10. ホームページ(ブログ+アフィリエイト)で稼ぐ
人が集まるホームページを作り、そのホームページにアクセスしてくれた人がアフィリエイトリンクをクリックの上、商品を購入することによって不労所得を得る方法です。
ブログを書くと言っても、読者の興味を惹く記事を書かなければいけないということ、また、継続して記事を書き続ける必要があるということから、必要な時間と簡単さの評価が低めとなっています。
ホームページ(ブログ+アフィリエイト)で不労所得を得るまでのステップは以下の通りです。
step1. ブログを立ち上げ、記事を書く
step2. アフィリエイトの設定をする
step3. PVの数に応じて収入を得る
まずは記事を書き、アクセスを集める必要があります。
ブログに掲載する記事を1本書くのに必要な時間は2時間と仮定しましょう。
1記事作成するまでの期間:2時間
ブログの記事の執筆を進めながら、アフィリエイトの設定を進めていきましょう。
アフィリエイトの設定自体は非常に簡単ですので、即日で設定が完了すると仮定します。
アフィリエイトの設定に必要な時間:1日
あとはPVに応じた収入を得ていくだけなのですが、ここの仮定が最も難しいですね。
1記事あたりのPVを300/月とし、1PVあたりの広告収入を0.1円、そして、アフィリエイトに関しては、100,000PV毎に購入者が一人出てきて、そこから生まれる収入は1,000円としましょう。
1記事あたりのPV:300/月
広告収入:0.1円/PV
アフィリ収入:1,000円/100,000PV
収入の推移
ホームページで稼ぐ場合のハードル
- 始めはアクセスが集まらない
- 記事を書き続けなければいけない
- 広告主の状況によって売上が変動する可能性あり
ホームページ作成で稼いでいる人
- イケダハヤト(ブロガー) : 2,000万円(推定)
- はあちゅう(ブロガー) : 数千万円(推定)
参考にさせていただいたサイト
11. フランチャイズ展開で稼ぐ
フランチャイズ展開をすることによって売上の一部を店舗から貰うことによって不労所得を得るという方法です。
ビジネスの仕組みを作る必要がありますので、広範な知識とスキルが必要であること、また、フランチャイズの成功は流行によるところも大きいため、確実性と簡単さの評価が低くなっていますが、成功した場合の不労所得の稼ぎの大きさは断トツです。
今回は、始めやすくて分かりやすいものとして、「カフェ」のフランチャイズ展開を考えてみようと思います。フランチャイズ展開で不労所得を得るまでの流れは以下の通りです。
step1. 自分で店舗を立ち上げ、経営する
step2. フランチャイズの仕組みを作る
step3. フランチャイジーを募集する
step4. フランチャイジーからロイヤリティを受け取る
まずは、自分でカフェを立ち上げる必要があります。立ち上げにかかる費用は大体500万円ほどですので、まずはこのお金を貯める必要があります。
店舗立ち上げ資金を貯めるまでの期間:4年
無事にカフェを立ち上げ、経営が軌道にのってきたら、さっそくフランチャイズの仕組みを作りましょう。外部の専門家に頼むと多額のお金がかかりますが、今回はお金をかけず、1年間かけてフランチャイズの仕組みを作ることにします。
フランチャイズの仕組みを作るまでの期間:1年
フランチャイズの仕組みが整ったら、フランチャイジー(代理店)の募集を進めていきましょう。フランチャイジーが増えるペースは1年間で2店舗とします。
フランチャイジーが増えるペース:2店舗/1年
フランチャイジーからロイヤリティーを受け取りましょう。ロイヤリティーの額は売上の1%と仮定します。また、フランチャイジーの店舗売上を月300万円と仮定、月々3万円のロイヤリティを受け取ると仮定します。
フランチャイジーからのロイヤリティ:3万円/月・店舗
収入の推移
フランチャイズで稼ぐ場合のハードル
- 儲かるための仕組みを作ること
- まずは自分でビジネスを立ち上げ、それを成功させること
フランチャイズで稼いでいる会社
- ドトールコーヒーショップ:3.2億円(推定:FC900店前提)
- モスバーガー:約6億円(推定:FC1,300店前提)
参考にさせていただいたサイト
12. 自費出版で稼ぐ
自費出版とは、本を書くところから書店に並べるところまで、全て自分で作業を行うという出版方法です。自分で全て行いますので、売上がそのまま不労所得となります。
非常に厳しい評価になってしまいました。本の執筆に時間がかかるということ、執筆にはスキルが必要であること、そして例え良い内容でも売れるかどうかは分からないということから、このような評価となっています。
自費出版で不労所得を得る場合のステップについて見ていきましょう。
step1. 出版のためのお金をためる
step2. 本を書く
step3. 本を売る
step4. 本を書く→売る
自費出版をするためにはどれぐらいお金を貯めないといけないのでしょうか?
自費出版に必要な費用については、以下のサイトの情報を参考にさせていただきました。
このサイトの情報によると、1,000冊印刷する場合の費用が734,000円です。
一般的に本の出版は1,000冊の場合が多いようですので、必要な金額は734,000円としました。
出版までに必要なお金を貯める期間:約7か月
お金を貯めながら、同時に本を書いていきましょう。100ページの本を書いた場合、だいたい文字は10万字になります。
一般的にブログで記事を書いている人は、1時間あたり1000文字書いたと仮定した場合、10万字を書くためには大体100時間かかるということが分かります。
といっても、内容の見直しや構成自体を考える必要があるため、大体1冊を書くのに300時間がかかると考えましょう。
本を1冊書き上げるまでに必要な期間:約6か月
step3. 本を売る
本を書き、印刷することもできました。早速本を売っていきましょう。
自費出版で本を売る場合、本屋に平積みで置いてもらえる可能性は極めて低いそうです。
今回は、1,000冊全て売ることができた場合を想定します。
本の売上:1,000冊
1冊あたりの利益:766円/冊
1冊目の本を売ることができ、利益が出ていますので、次からは本を書けばすぐに売ることができます。
ただし、本を売るためには本を書かなければいけませんので、結局本を出すまでには6か月の執筆期間がかかるということになります。
次の本を出すまでの期間:約6か月間
収入の推移
おおよそ21年という期間が必要になるということがお分かりいただけるのではないかと思います。
自費出版の場合のハードル
- 書店で大々的に取り上げて貰う必要がある
- 本を書き続けなければいけない
- 返品が出たら、その分はマイナスとなる
自費出版で稼いでいる人
- 調べた限り、見当たりませんでした。
自費出版をしようと考えている方にとって参考になりそうなサイト
13. 印税(企画出版)で稼ぐ
企画出版とは、出版社があなたのアイディアを形にして出版してくれるという形式のことです。企画出版にすることによって、初期費用を抑えて出版することができます。また、企画出版の場合は売上に応じて入る印税が不労所得となります。
自費出版と比べると、出版社がプロモーション活動をしてくれるため、確実性は高くなっていますが、やはりスキルが必要であることと、時間がかかるということで評価は低めとなっています。
企画出版で不労所得を得る場合の流れについて見ていきましょう。
step1. 本の企画を考える
step2. 出版社に企画を売り込む
step3. 企画採用後、本を制作、販売
step4. 本を書く→売るの繰り返し
まずは、出版社に売り込むための企画を考えなければいけません。
今回は、自費出版の場合と同様、6か月の時間をかけて企画から製作まで行ったと仮定します。
企画を考える(本を作る)まで:6か月
次に、出版社に対して企画を売り込みにいきましょう。今回は即日で出版社に採用されたと仮定します。
出版社内で企画が通るまで:1日
企画出版の場合は、出版社がお金を出してくれますので、あなたの出費はありません。
企画出版の場合は、出版社が販売ルートを確保してくれますので、一般的な場合の5倍、5,000部が売れたと仮定しましょう。
1冊あたりの販売部数:5,000部
1冊あたりの値段:1,200円
印税:販売額の10%
自費出版の場合と同様、次の本を執筆するのに6カ月の時間がかかると仮定します。
次の本を出すまでの期間:約6カ月間
収入の推移
企画出版で稼ぐ場合のハードル
- 出版社に企画を通すこと
- 売れる本を書き続けること
企画出版で稼いでいる人
- 西村京太郎 : 約1.4億円(推定)
- 村上春樹 : 約8,000万円(推定)
参考にさせていただいたサイト
14. 不労所得を得る11の方法を比較して分かったこと
11種類の不労所得を得る方法を比較して気づいた点についてまとめさせていただこうと思います。
1. 仕組みを作るビジネスは強い
フランチャイズ、ネットワークビジネス、不動産投資の3つは一度仕組みができてしまうと、ほとんど何もしなくても収入が入ってきます。
さらに、この3つは最終的に稼ぐことができる金額も大きくなります。
自分の時間を確保することができ、更に不労所得も得ることができる。このような稼ぎ方を目指していきたいですね。
不動産投資に関して具体的な進め方を理解したい方は、不動産投資|不労所得を得て、幸せなオーナーになるための全手順というコラムを参考にしていただければと思います。
2. 流行の稼ぎ方に乗っかっても稼げる可能性は低い
近年ではYoutubeや、Naverまとめで稼ぐといった方法が流行っていますが、これらの方法は既に競合が多数参入しており、この中で安定的なアクセスを集めて収入を確保し続けるというのは非常に難しいと言えるでしょう。
現在、Youtubeには1分で100時間以上の動画が掲載されていると言われています。また、Naverまとめに関しても、少なく見積もっても一日に数千のまとめが新たに作成されています。
既に流行しているものに後乗りしても、大きく稼げる可能性は低いのではないかと思います。
3. 稼ぐために出版をしてはいけない
また、際立って評価が低くなったのが本の出版でした。企画出版でも、初版の部数は数千部ですので、初版が全て売れるということを20年以上続けることによって5000万円に到達します。
10万部、100万部といった規模で本が売れる確率はゼロに近いと考えた方が良いでしょう。
一方、出版を行うことは筆者の知名度の向上には繋がりますので、そういった意味で出版を行う場合は、不労所得を得る以外の目的で行った方が良いのではないかと思います。
15. 最後に
11種類の不労所得の稼ぎ方に関し、具体的な数字と共にご紹介させていただきました。
それぞれの稼ぎ方にメリットとデメリットがありますので、あなたの現状に合わせて最も効率良い稼ぎ方を選択するようにしましょう。
このコラムが不労所得を得るための一助となれば幸いです。




































