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「体調管理も仕事のうち」とよく言われますが、朝から深夜まで働くハードな職場にいると、実際にコンディションを保つのは簡単ではないと思います。
今回は、ストレス社会をサバイバルするためのサポート役になるような最新のIoTやサービスをご紹介します。使えるものは積極的に取り入れて気持よく仕事に取り組めるフィジカルをつくりましょう。


1. 自分のストレス度合いを把握できる PIP

画像出典:http://healthtechinsider.com/

まず自分の状態を把握するところからスタートしましょう。
そんな時に役立つのが、アイルランドに本社を置くGalvanicがリリースしている、ストレスを計測できるガジェットのPIPです。親指より少し大きいセンサーを親指と人差し指でつまむと、ストレス度合いがチェックできます。
ストレス具合を可視化することもできて、ストレス度合いが高い岩肌がむき出しになった冬の荒れた大地で、ストレスが下がると木々が生い茂った夏の大地になります。日々のストレス具合をチェックできるので、何が自分にとってストレスなのかを把握する参考にできそうです。


2. 睡眠と休息の管理を行うアイマスク neuro:on

画像出典:https://neuroon.jp/

睡眠の質を高めて気持よく起床できる睡眠サーポートアイマスクです。脳波、眼球運動、筋肉の緊張、心拍数、血液循環の監視を 業務用機器レベルの正確さで行うことができるデバイスだといいます。
アプリケーションはマスクから取得した信号を分析し、睡眠記録の作成を行うだけではなく、睡眠を改善するアドバイスなども提案されます。時差ボケにも有効なようなので、海外出張や移動が多い人には非常に良さそうです。20分の休息コースもありますのでオフィスで疲れた時に使用することもできます。

3. 筋肉の質がわかる タニタ 体組成計 RD-903-BK

画像出典:http://www.tanita.co.jp/product/g/_RD903BK/

毎日の体重や体脂肪などのデータを管理したいのですが、いちいち手動で登録するのは面倒ですよね。この体組成計ならばBluetooth搭載でiPhone/Androidにデータを自動送信するので、簡単に自分の状態を把握することができます。しかも月額費用はかからず無料です。
そして世界初(※)筋質点数を表示できるような機能が搭載されているので、筋肉量がなかなか増えない女性でも変化がわかりやすく、運動継続のモチベーションに役立ちます。1万8,000円前後で安くはないですが、これでモチベーションを買えると思えば悪く無い買い物ではないでしょうか。(※2015年6月現在、タニタ調べ)

4. 5,000円で買えるウェアラブル活動計 Misfit FLASH

画像出典:https://www.wellbots.com

ウェアラブル活動計はいろんなメーカーからいろんな価格帯の商品が発売されていて、どれを選べばいいか迷っている人も多いのではないでしょうか。
そんな人にオススメなのがこのMisfit FLASHです。歩数、消費カロリー、運動量の計測、睡眠時間と眠りの深さなどのログを取ることができます。電池式で約4ヶ月は持つようなのでいちいち充電しなくてすむのも楽そうです。ウェアラブル活動計をまず試してみたいという人にはオススメです。


5. 体の動きを可視化するアイウェア JINS MEME RUN

画像出典:https://jins-meme.com/ja/run/

加速度センサーとジャイロセンサーが搭載されたアイウェアです。頭部は体のバランスを司る体軸線上に位置するのを利用して、正しいフォームでのウォーキングやランニングをサポートします。見た目もオシャレで普通に使用してもまったく違和感がないので、これなら使い続けることができそうです。


6. 筋トレを効果的に行う Ollinfit

画像出典:http://thebridge.jp/2015/10/ollinfit

筋トレをしていると本当にこのやり方で効果的なのか、疑問に思うことはないですか。パーソナルトレーナーを雇えれば良いのですが予算的に厳しいですよね。そんな時にオススメしたいのがこのOllinfitです。

手首、胸、太ももの3カ所にセンサーを装着して、そのデータを解析してアプリでその筋トレが最適かどうかをアドバイスします。リアルタイムでアドバイスが届き、姿勢を正すことを指摘されたり、負荷を変更するように指示がでるといいます。筋トレは自宅でやっていると孤独な作業なので、友だちと競い合えるような機能があると継続できそうです。


7. バッティングを科学する EASTON POWER SENSOR

画像出典:http://www.ezshopex.com/easton-power-sensor.html

野球のバットにセンサーをつけると「スイングスピード」、「パワー」、「振り始めからボールに当たるまでの時間」などが計測できます。動画を撮影すると、どのスイングの時にどの数値が出たかも計測できます。
スポーツ番組の「ナンだ!?」でやっていたような野球を科学することが個人で出来ます!これをつけてバッティングセンターや草野球をやったら確実に盛りあがりそうです。野球をやっている子どももきっと夢中になるでしょう。


8. VRワークアウトマシン Icaros

画像出典:http://nge.jp/2015/06/15/post-107624

VRと連動してトレーニングができるワークアウトマシンです。VRで宇宙空間をさまよいながらそれに合わせてトレーニングできるので、運動嫌いの人でも楽しみながらできそうです。オリンピック選手と競いながらトレーニングできる日も近そうですね。


9. スマホと繋がるIoTテニスラケット ピュア アエロ プレイ

画像出典:https://youtu.be/DJs9hvhqkOk

通信機能がついたテニスラケットです。ストローク、サービス、スマッシュ、ボレーなどのデータが取れます。サービスのスピードも計測できます。選手自身やコーチがプレーデータを分析し、過去の試合を振り返る手段として活用できます。実際に世界中のトッププレーヤーに使われているそうです。

10. 自宅で健康管理ができる Scanadu Scout

画像出典:http://healthtechnews.jp/2014/01/15/scanadu_scout_tricorder_device/

手のひらの乗るぐらいの大きさのガジェットに頭をつけて10秒ぐらい待つだけで、体温、心拍、血中酸素飽和度、呼吸、血圧、心電図などが計測できることができます。
今までは病院に行かなければ計測することができなかったので、持病がある方や年配の方などは自分の体調を管理するのに役立ちそうです。

百獣の王、武井壮さんはアスリートの現役時代、自分のベストなコンディションを知るために毎日6ヶ所の体温を図っていたそうですが、これがあれば簡単に自分のコンディションを知ることができますね。病気の予防にも役立ちそうです。


11. ゴルフスイング解析用3DモーションセンサーZepp

画像出典:http://gigazine.net/news/20150725-zepp-golf/

Zepp Golf スイングセンサーは、ポータブルの3Dモーションセンサーを内蔵し、ゴルフスイングのリアルタイムフィードバックと解析機能を持った製品です。2つの加速度センサーと3軸ジャイロセンサーを利用して、「クラブヘッドスピード」、「手のスピード」、「バックスイング」、「スイングテンポ」、「腰の回転」などが解析できます。


12. ウォーキングが楽しくなる完全ワイヤレスイヤホン EARIN

画像出典:http://www.gizmag.com/review-earin-bluetooth-earbuds/37594/

スェーデンのブランドで、元ソニー・エリクソンや元ノキアのエンジニアたちがいままでにない完全ワイヤレスのイヤフォンをつくれないか、というところからスタートしたそうです。クラウドファンディングで150万ドルを集め、世界中のガジェット好きが待ち望んだ商品といってもよいでしょう。
付属の携帯ケースに入れておくだけで3回分のフル充電ができ、耳栓サイズなのでムダがまったくありません。音質もかなりクオリティが高いらしく、あの家電好きで有名なチュートリアルの徳井さんも絶賛していました。これを手にしれたらウオーキングが楽しくなりそうです。

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以上12の最新ガジェットをご紹介しました。加速度センサーなどの進化により、いままで計測することができなかったものが可視化できるようになりました。

常に良いコンディションを保つためにはベストなコンディションを知り、そのベストな状態と今の差異がどれくらいあるのかを、把握することからスタートすることをオススメします。こうしてあらためてみていくと自分の体調に関連するデータはかなり正確に取得できるようになってきています。この情報をどのように取得して活かすのかは、皆さんの心がけ次第です。

日々のデータを取得することが普段のモチベーションにも影響してくると思いますので、この機会にぜひ最新のガジェットの導入を検討してみてください。