エンターテインメントで問題解決を目指す「シリアスゲーム」の未来
教科書を読むだけが勉強じゃない!
最近話題になっている「シリアスゲーム」、知っていますか? これは、社会問題の解決を主な目的として開発されたコンピュータゲームの総称です。
扱われるテーマは、医療や福祉、教育、軍事など多岐にわたります。問題を解決するためのシミュレータと似ていますが、ゲームを基本思想としているため、エンターテインメント性もきちんと残っているのが特徴です。
このシリアスゲームを教育の現場で活用しようという動きを無限大(mugendai)が紹介しています。
シリアスゲームの教育現場での活用方法とは
アメリカ・テキサス州の高校では、ゲーム設計の授業でゲームベース・ラーニングの手法を採用。生徒たちがシリアスゲームの設計に関わることで、社会問題への知識や理解が獲得できるそうです。
その際、生徒たちはゲーム設計に人工知能IBM Watsonを利用可能。開発するゲームと連携させたり、さまざまなアプリケーションを開発・管理・実行することができるプラットフォームIBM Bluemixを利用したコグニティブ・コンピューティングを利用することで、複雑な問題解決をしたりもできます。
ただ学ぶだけでは、なかなか頭に入ってこないことでも、ゲームというフォーマットを用いれば、興味を持つ子どもたちが増えそうです。現在、日本では欧米に比べシリアスゲーム市場はあまり盛り上がっておりませんが、いくつかの団体が普及啓蒙活動を行っています。今後、シリアスゲームが日本の教育現場に取り入れられていけば、子どもたちの社会問題への関心が高まるかもしれませんね。
source: 無限大(mugendai)
(三浦一紀)
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