今年は、さようならエルニーニョ現象でいらっしゃいラニーニャ現象
今年は異常気象にさようなら?
記録に残るなんだかすごい天候をもたらしたエルニーニョでしたが、アメリカ海洋大気庁によると、どうやら今年はラニーニャの年らしいです。
昨年はエルニーニョ現象のおかげで、猛暑かと思えば冷夏になったり、暖冬だったり、とにかくヘンテコな天候でした。でもアメリカ海洋大気庁のデータの示すところによると、今年はラニーニャ現象が待ち構えているとのこと。エルニーニョ現象によって温かい海水は海面に、そして冷たい海水は底の方に滞留していましたが、深いところにあった冷たい海水がだんだん押し上げられているようです。
冷たい海水が過去数カ月にわたって東の方で強く湧き上がってきていることから、夏の終わりまでにはラニーニャ現象が起こるといわれています。
トップ画像はアメリカ海洋大気庁の環境可視化ラボによって作成されたものです。温度が平均よりも暖かかったり冷たかったりする温度異常を3月、4月、5月にそれぞれ5日間記録したものです。月が変わるごとに、温かい海水が冷たい海水によって押し上げられているのがわかります。そして過去数週間で、冷たい海水が海面まで上がってきていることが確認できますね。
ラニーニャがこの秋に現れるかどうかはまだ確かではありませんが、現在の様子からは高い確率でエルニーニョは衰退していくようです。ラニーニャ現象が始まると、これまでのような記録的な暑さが一旦おさまり、アメリカ南東部では温かい冬に、北西部では寒い冬になります。そして大西洋ではハリケーンが起こりやすくなります。
ラニーニャの訪れは、どうやらちょっと遅めのようなので、2016年はまだ記録史上一番の猛暑になる可能性はあります。エルニーニョの異常気象にさよならできるのは嬉しいことですけどね。
image by NOAA
source: NOAA、Popular Science
Maddie Stone - Gizmodo US[原文]
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