【5月22日 AFP】アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)の最高指導者アクタル・マンスール(Akhtar Mansour)師は、米軍無人機が21日にアフガン国境に近いパキスタンのアフマッドワル(Ahmad Wal)で実施した空爆で死亡した公算が大きいと、米当局者が明らかにした。

 空爆はバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の認可を受けて、米特殊作戦軍(US Special Operations Forces)が運用する複数の無人機によって行われた。当時マンスール師は成人男性の戦闘員1人とアフマッドワルの南西を車で移動中で、空爆によってこの戦闘員も死亡した。民間人に死者は出なかったという。

 マンスール師は昨年7月、タリバンが創設者のオマル師(Mullah Omar)がその2年前に死亡していたことを公表した後、最高指導者に任命された。

 米国防総省のピーター・クック(Peter Cook)報道官は、「オマル師の死を受けてマンスール師が指導者になって以来、アフガニスタンではタリバンの度重なる攻撃で数万人の住民や治安部隊要員が死亡し、駐留米軍や連合国の要員にも大勢の死者が出た」と述べた。

 クック報道官によると、米当局は空爆の結果について引き続き調査しており、詳しい状況が分かり次第発表する方針という。(c)AFP