ぽっこりお腹はインナーマッスルを鍛えて解消!
憧れのメリハリボディに
悩ましいぽっこりお腹。冬の間は厚着して隠せたけれど、夏は薄着になるので隠せない! しかも水着を着て海に行く予定も入ってしまうかも・・・。ギリギリで焦ってしまう前に、今のうちから解消しておきましょう。ぽっこりお腹にはインナーマッスルを鍛えることが大切。今回はそのインナーマッスルを鍛えてメリハリボディをゲットする方法をご紹介します。
お腹周りは自然に脂肪がつきやすい所
呼吸法でトレーニング
痩せようと腹筋しても効果がイマイチと思ったことはありませんか? それは、大事な内臓を守るためにも皮下脂肪が多い場所だからなんです。インナーマッスルとは「深層筋」という深部の小さな筋肉。普段使わないこの筋肉を鍛えるには、無理なトレーニングをしなくても、毎日必ず行う「呼吸法」を変えるだけで、痩せるために必要なインナーマッスルが鍛えられます。
姿勢の悪さも改善
姿勢の悪さはぽっこりお腹を招く!
インナーマッスルは「赤筋」と呼ばれ、体温を上げて基礎代謝を活発にする働きを持っています。また、主に股関節、肩関節など、間接付近についている筋肉でもあるので、体の複雑な動きをサポートする働きも担っています。身体の中心が安定していれば、同じ運動をしても効率よく正しく筋肉を使うこともでき、運動量もアップ。何より姿勢もよくなり、ポッコリお腹の原因の一つ「内臓の位置が下がる」解消に繋がり、サイズダウンに大変効果的なんです。
この胴体部分の筋肉、大事な臓器を守っているけれども骨はないので、これらのインナーマッスルが弱ってくると支える筋肉がないので臓器が下に下がって来て胃下垂になったり、腰痛になりがちです。
①「腹式呼吸」
横隔膜で肺を上下させるイメージです
インナーマッスルを鍛える呼吸法として、まず最初にするべきなのが「腹式呼吸」です。息を吸う時にお腹が凹み、息を吐くとお腹が膨らみます。これは、通常の腹式呼吸と逆の「逆式呼吸」といいます。息を吸いながら胃が肋骨に近づくように高い位置へ持ってくるイメージ、そして息を吐きながら胃を下へ下ろすイメージです。前へペコペコと動かすのではなく、上と下をイメージすると掴みやすいですよ♪
逆腹式呼吸とは、息を吸う時にお腹を凹ませ、吐く時にお腹を膨らませるようにする、腹式呼吸のお腹の動きを逆にした呼吸法。
呼吸は1分間に10回程度のゆっくりしたペースで、息を吸うスピードの倍以上をかけて息を吐くことを心がける。
②胸式呼吸
肋骨と横隔膜の動きが腹式の逆
胸式呼吸は、肋骨付近を膨らましたり凹ましたりする呼吸法。腹式呼吸では使いにくい、お腹の上部、特に「腹横筋」を鍛えるためには胸式呼吸がおすすめなんです。腹横筋は、左右から脊椎と骨盤を包むように位置し、骨格を正常な位置に正してくれます。