インドの北にある首都、ニューデリー。南アジアへ抜ける交通の要衝として栄え、様々な勢力が支配してきた歴史があります。1911年に古都デリーに変わって新たにイギリスによって建設された都で、整然と整理された計画都市です。
周囲には世界遺産に登録されている建物が多くあり、観光地としても有名です。周囲への交通網が整備されているため、観光拠点としても重要な役割を持っています。そんなニューデリーで、ぜひ訪れて欲しい観光スポットをご紹介します。
美しい赤色の城壁で有名なラール・キラー

ニューデリーを代表する観光スポットである「ラール・キラー」は、城壁全体が美しい赤い色をしていることから「赤い城(ラール・キラー)」と呼ばれています。この見事な赤い色は材質の赤砂岩によるものなのだそうです。
ムガール帝国の第5代皇帝であるシャー・ジャハーンの命によって1639年に建築が始まり、9年もの歳月をかけて完成させました。2007年には隣接するサリームガル砦などとともに「赤い城の建造物群」として世界遺産に登録されています。
イスラム支配の象徴、クトゥブ・ミナール

ニューデリーから約15kmの所にある「クトゥブ・ミナール」。見所は、なんといってもインド最大の高さを誇るミナレットという塔です。大理石と赤砂岩で作られた約73mもの高さがあるミナレットは、圧倒的な存在感があります。
13世紀にヒンドゥー王朝が敗北した後に建設され、イスラム支配の始まりの象徴となりました。元々あったヒンドゥー寺院を破壊しその石材を利用して建設したので、ヒンドゥーとイスラムの様式が混じり合った建物になっています。
素晴らしいイスラム建築、フマーユーン廟

フマーユーン廟は、素晴らしいイスラムの建築物として世界遺産に登録されています。美しいシンメトリーな建物はアーチやドーム、壁面のデザインの美しさからムガール帝国初期の最高傑作と言われています。周囲にある庭園もとても美しく、ゆったりと散歩を楽しめます。
ムガール帝国の第2代皇帝であるフマーユーンの死後、その王妃が建設したフマーユーン廟。建物内にいくつかある墓室にはフマーユーン帝のほか、王妃や他の宮廷人なども埋葬されています。
インドの歴史に触れる、ニューデリー観光
インドの首都であるニューデリー周辺は古くからの歴史を持ち、ムガール帝国やイスラム王朝など様々な歴史の変遷がありました。そのため、歴史的に貴重な建築物も多くあり、世界遺産にも登録されている人気観光スポットが目白押しです。
また、交通網が整備されているため周辺都市へのアクセスも抜群で、ニューデリーを起点として様々な人気観光地を巡ることができます。観光の際はぜひ数日滞在してゆっくりとインドの歴史に触れてみてください。
























