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FREEDOM

日々のと気づきと学びの記録と共有 〜PC版超推奨〜

FREEDOM

日々のと気づきと学びの記録と共有

GDで喧嘩の仲介だと!?

とある某コンサルベンチャー企業の説明会にたまたまお呼びがかかったので、あまり興味を持てなかったけど行ってみた話です。

 

今回は体験記といいますか何か衝撃的な出来事として記録しておきたい目的もあるので、とりあえず時系列にそって出来事を羅列してきます。

 

 

はじめにトータルして率直な感想を述べます

 

 

とんでもなく期待はずれ

(期待はしてないとしてもゼロではなかったから)

ex 得た新しい知識はたったのワンセンテンス、ネットでは3秒で終わるくらい作業です。全部で2時間もかけたのに、、まあ人生経験かな

 

 利巧な早慶、東大生がいたら序盤で帰宅という選択を腹痛か何かを理由にしていたはず。それくらいです。

 

興味をあまり持てなかったので、調べていきませんでした。説明会ってゼロからの方がすっと入ってくるんじゃないかなとか安易な考えです。

 

 

連日の寝不足で直前に目が空かなくなり、眠すぎるというハプニングもありましたが、精神力で乗り越えました(途中寝たかも)

 

 

ここから時系列 ↓

 

 

会場につくと思ってた感じと違うものすごい小綺麗なオフィスのワークスペース的なところへ誘導されました。

 

 

「なんだなんだこの緑を基調とした割と落ち着く配色は」と若干びっくりしてここで受けるの嬉しいなという素直な気持ちでした。

 

 

全然早く行くつもりなかったのに、俺ともう1人知らない学生(後のGDのメンバー)

 

 

がスーパー早めにつきました。話しかけようとしたらなんか睨みを利かせてきたのでやめときました。あっ得しないと一瞬で判断して。

 

 

ライバル意識剥き出しにしているのか、緊張しているのか、俺は説明会2回目の未熟者なので、こんな感じなんだーって始まるまでモンストやってました(結構強いキャラを当てて喜んでにやにやしてた。これのせいかな。笑)

 

 

そしてぞろぞろみんな集まり、ちょっと話しかけたら迷惑なんですけどという対応をされ、まじかーこんな感じなの説明会でしょ?って驚きのままスタート

 

 

人事の司会圏プレゼンターみたいな人が登場。

(眼鏡かけててイニシャルKなのでグラスKと呼びます)

「威厳なっ!優しそう、いいね!」感想はこれ

 

 

自己紹介から始まり、北海道大学やら何ちゃらあんま興味なかったけど、趣味、旅行のとこにトルコの文字が。。。トルコといえばめちゃくちゃ親日で、俺の先輩がちょー好きであり、そのなんか全く知らない人は知らないだろうけど未知の親日大国みたいなイメージでそこに食い付いてあとで質問したい内容(トルコについて)考えたらパワポ三枚くらい進んでました笑)

 

 

アイスブレークとやらで何か知らない魚を題材としてクイズが出されました。

楽しいなーっと素直に。与えられた選択肢は5つ。正解はこの中にあるとは言われていません。この手のクイズは怪しいなと思ってたんですが、

 

 

グラスKが「この中で正解だと思う選択肢の1つに必ず手上げて下さい。」

みんな律儀に手を挙げています。俺は何かどの選択肢もしっくりこなかったので、迷ってるフリをして(そんな考えてない)手を一度も挙げませんでした。笑(1人だけ)

これあれじゃねえか、正解はありませーんじゃねーかと感づいていたので、企業評価くそどうでもいいのでルール無視しました。

グラスK「みんなあげたかなっ。」

   (チラっ)→ 明らかに俺を見てる→笑顔で返しときました。手は挙げません。

 

 

そしたら案の定を「正解はこの中にはありません。6です。」とか言い出して

1人だけ敗北感を味わらないで済んだ勝ち組だと喜んでました。

 

 

ここからが問題詳しく書くのが面倒くさい。つっこみどころ満載の企業説明presentationですっ。

 

① 私たちは特に人間力を重視するみたいなセンテンス多用

② 成長力を示したかったんだろうグラフに競合なし、数値不明確

③ トータルして同じことを何回も言う癖があるグラスK

 

3つに絞りました。もう一度言います。絞りました。

 

 

人間力って何だよ、何回使うんだよ、あほか、抽象的すぎて掴めないわ

 

後に質問タイムでさらっとよくわかりませんと聞くが

 

グラスK「個人によって変わるよね、ごめんね回答になってるかな」

 俺  「あはは、そうですよね、ありがとうございます。」

(ばかかお前、俺の質問に対してのリアクションとして、お前が導き出しものならそれは回答として成立するけど、しっかりとした回答ではない。むちゃくちゃ。何でてめえたちが求める人間力は人それぞれなんだよ。誰でも良いの?笑 人間力→人間らしさ→仕事やりたくない→サボりたい はいこれも人間力でいいの?)

 

と心でツッコミを入れました。序盤からつっこみ大会で楽しくて仕方ありません。

 

 

②グラスK「私達は成長し続けています。(胸を張る)」

 

スクリーンには成長のグラフが。俺の反応「どこが???????」

 

そもそもニッチ市場なのか知らんけどコンサルのあり方を変えるみたいな方針で新しい視点から事業開拓しているみたいなこといってて、へーっなんかわからんけどすごいなってなってたのに全体像が掴めなすぎて困ってました。

そこにこのグラフがどん、競合とかいるのか知らんけど、言ってなかったけど、真新しい理解していない事業のその企業だけの、さらには数値が不明確で3個くらいしかのってない只の斜め上を向く矢印に俺はもう唖然でした。だれがつくったんだよ、舐めてんの学生?思わず叫びたくなりました。

 

しかし隣りを見ると関西出身っぽいがつがつ系コミュ障みたいな一見矛盾していると思われる要素が同居しているような学生(どこ大か見るの忘れた、後のGDの主役である)が理解してますよアピールなのかうんうんと頷いていた。理解してますよアピールであってほしい。そうでなくて本気で鵜呑みにしてるんならすぐに帰宅した方が良いぞコンサルティングだぞーと言いたかったです。ぐっと堪えて次のステップへ。

 

 

③ 

グラスKが途中

「すみませんおしゃべりで、長く余計な事しゃべっちゃう癖があって」

  俺

「そうなんだ、へー。で、その癖プライベートだけにしてくれませんか。時間押してます。」(心の中)

 

案の定、質の低いプレゼンが予定していた時間をオーバーというもう笑うに耐えない現象が起きました。

 

 

プレゼンについてはもうここらへんでやめときます。まあ他にも質問タイムの他の学生の質問の意図がさっぱりわからなかったのでイライラしましたが、モンストのさっきガチャで引いた強キャラのアビリティなんだっけとか考えて乗り切りました。

 

 

そうそしてこの次になんと選考会という名目でGDがひかえてました。

全く知らなかった俺は正直、途中帰宅という選択肢も視野に入れてました。

  

しかし 


まあいいやどうせ経験値詰まないといけないし、頑張ろう!!

と素直に取り組もうと決めました。

 

せめて、せめてお題だけはお題だけは!と懇願しましたが案の定撃沈

 

グラスK「私たちの新しいブランドコンセプトを考えて下さい。」

俺「。。。(正気なの?あのプレゼンで企業の事知ってもらえたと思ってるの?その上でブランドコンセプトだとえらそうに、もう無茶苦茶にしてやるぞこの選考会。限られた情報で考えろって魂胆だとしたら、もうその限られた情報の真偽がわからない、質が低すぎる時点でやる気消失だわ。」

 

 

でもぐっとこらえてやりました。

始めに言っておきます、ものすごいことが起りました。

 

メンバー俺含み3人(俺・関西お化け•理科大メガネの3人とします。)

与えられた時間は16分。ではスタート

 

睨みを利かせる2人をなだめようと

 

俺「いやー難しいね、どうしようか」とか言ってみるも、2人はほぼ無反応。

 

すると突如 関西お化け「定義!!定義するべきだから!!!」(テンプレ鵜呑み)

 

俺、理科大メガネ「???お、おう、やろうやろう。。」

 

関西お化けがいきなりわけのわからん定義付けを俺らに押し付けようとしてくる。

 

俺「あのーーーそれはあれかな、ブランドコンセプトの定義でいいのかな?」

 

関西お化け「いやっ、そもそもこの問題はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー略ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだからブランドコンセプトの定義を決めなきゃいけない。」

 

俺「お、お、おう(長い。そんで「いやっ」て何?結局俺の受け取り方合ってたやん、まあいいやなんか面白い事が起きそうな気がする。)」

 

理科大メガネ「んーーー対象は??」

 

俺「そうだね、対象決めたらコンセプトも具体的に考えやすいね!(お、この方はきっといい感じかも。)」

 

関西お化け「いやっそもそもこの問題はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー対象は決めても良い。」

 

俺、理解大メガネ 「。。。。。対象どうする?(なんだよ最初の「いやっ」て。「うん」でいいだろ長いんよいちいち」

 

俺「なんか顧客との距離感とか人間力とかずっーといってたし事業に沿ってクライアント企業にしない?(くそ適当)」

 

関西お化け「いいけどさ。。。ーーーーーーーー対象決めないで先ず意見出してからそこから選んでいく形が良いと思うんですけどーーーーーーー」

 

俺、理科大メガネ「?????(何を言っているんだ、読めない、思考が

読めない、まさか天才??)」

 

理科大メガネが切れ始めます 完全にイライラしてる模様

 

ここからまさかのそれに感づいた関西お化けが黙り、冷戦開始

 

俺「あのーどうする?どう決めていきたい?(ぬああんだこの状況、バカかお前ら自我剥き出しにして、GDという場をわきまえてやっているとしたら、もうこいつら本当に冷静さ0 か ある意味の素直さ100どっちかだよ 後者として受け取ってもらえる確率は0、バイバイ)」

 

もう俺はここで決心しました どうでもよすぎる 圧倒的俯瞰視という戦略のみをとろう 意見をする価値がないと判断しました。

常に2人の冷戦を止めようと努力、2人の言い分を聞き、まとめようとするも邪魔扱いされる、この時点で残り4分何も決まってない。後にひかえるプレゼンで歴史的な事件が起きてしまう。もういいけどね。笑 

 

「私たちは議論の末結論を導く事が出来ませんでした!!!終わりです!!」ここまで律儀に素直にプレゼンしたら逆に良いのでは?と俺も多分この時点で冷静さを完全に欠いています。

 

 

すると

 

 

理科大メガネ「企業の良いところ挙げて、もうそこから決めよう」

 

俺「そうだねそうしよう、じゃああと3分半だから1分くらいで考えてみる?(ナイス!めっちゃ浅いアプローチだけどこの状況ではそれでいいんだ!」

 

関西お化け「いや1分もいらない、つまりーーーーーーーーー(ホワイトボードに書き始める)」(字が汚すぎて読めない)(約2分かかった、ギャクかな?)

 

俺、理科大メガネ「・・・・・・・(ああ俺たち終わった)」

 

 

ここで煮え切らない思いとともに大胆な策にでる。

 

 

俺「よしじゃあそのホワイトボードに書いてある強み(※読めない)を元にブランドコンセプト考えよう。図でも文章でもいいみたいだし適当でいいしょ。(人事が見てるのを気にしない)」

 

 

関西お化けの動作がまさかのストップ。俺の仕事はここまでみたいな顔をしてる。

(どこからつっこめばいいかわからない。天才だこいつは。どんな教育を受けて来たんだ)

 

 

しかし、なんの議論もせずにホワイトボードは対象とクライアントと象形文字だけが書かれている、終了。

 

 

あと30秒

 

 

俺「プレゼンの役割どうする??おれもうどこでもいいけど(投げやり)やりたいパートある?(パートとか言ってるけどそんなものない 対象がクライアント 良い点が象形文字でホワイトボードに書かれているだけ)」(3人で分担しないといけないルール)

 

理科大メガネ「じゃあ俺良い点」

 

俺(象形文字担当だと?やるな。。いや、待てよ。。良い点なんかあっさいやつたくさんあるじゃねーかアドリブでいける、ずるいこいつずるい。)

 

関西お化け「じゃあ俺は問題の確認」

 

俺「??????????(問題の確認だと)??????????????再定義もしないのか貴様は、もうスクリーンに問題出てるからそれを読むだけじゃねーかそんなん。大胆すぎてもうおしゃれ」

 

そして俺はとんでもない博打に出る

 

俺「じゃあおれまとめやるわ。(まて、なんで俺なんだ、おかしいだろ、主導権を握ぎっていた貴様がやれ関西、でもだめだこいつじゃだめだ、もういいやる、でもまとめってなんだ、まとめるものがないぞもはや、完全アドリブでほぼゼロから他チームが16分かけてやった成果と同等なものを一瞬で作り上げる任務を担ってしまった。」

 

 

案の定プレゼンは始まり。俺たちの番

 

 

ここからはもう書かなくても容易に想像出来ると思います。

 

 

むちゃくちゃな2人のパートが終わり、俺の瞬時の判断で至ったプレゼンはこちら

 

 

「この課題にどうアプローチするか検討しすぎて、ほんとにまとまりきれていなくて申し訳ないんですけど(予防線を張る)(こんなのプレゼンでいらねーよと思いながら必死の言い訳)、私たちのブランドコンセプトは新たな価値の創出です。この結論に至までのプロセスは複雑ですが(すげー事してたように見せる)、このボードの強み(象形文字)をすべて包括したら新たな価値の創出なんです。(我ながら浅すぎる、残念すぎる、アドリブきかねーーーつら。ブランドコンセプトじゃねーだろこれ。)

以上です。質問は受け付けません。」最後に大胆なウケを狙ったが失笑に終わる。

 

 

 

これで終わりました。色んな意味で。選考がどうなるとか非常にどうでも良いけど

 

なんか次元が違う世界を見た気がします。コンサルティングとは何か改めて再考するきっかけになったようなならないような。己の未熟さを露呈したと同時に、GDとは何か?を新ためて考えざるを得ないと言う意味で学びを得ました。

 

 

こんなことしてたら普通のGDなんもできなくなりそう。。。もとから能力ない学歴も普通の学生がこんなんじゃ、もっと時間を大切にしなきゃと改めて思いました。

 

 

仮に選考が次に進んだとしても十分なネタをキープしたので辞退させて頂こうと考えています。落ちていたら幸いです。

 

 

あー学びってなんだろうか