5話でははいふりの感想というかちょっとした反省会をしてしまいました。この話を経てはいふりの視聴の仕方を少しシフトチェンジしたような気がします。
そんな中でのはいふり6話の放映。5話からどう話が展開するのか、今回も戦闘があるのかなどが気になる中での感想です。
また、キャラが多すぎるのと名称が名前とニックネームの両方があって少し困っているのですが、「明乃」、「ましろ」は名前。他の子はニックネームでこれから極力記載していこうと思います。
前回のあらすじ
窯の温度が上がらないため一度小島で休憩。晴風の乗組員はひと時の憩いの時間を楽しむ。そんな憩いの時間の最中、志摩ちゃんは前回の行動についての聴取を受ける。その頃古庄教官も同様に聴取を受けていた。しかし志摩ちゃんも古庄教官も行ったことへの記憶が思い出せずにいた。
休憩中にりんちゃんは明乃に「過去はずっと逃げてばかりだった」と心のうちを明かすが、明乃は「逃げるのは悪くないよ」とりんちゃんを慰める。こういうところは艦長としての適正は高い明乃。またみーちゃんの歓迎会なども行われ、晴風のみんなはオフモードだったが、学校からの緊急電により武蔵のところへ向かうことになった。
武蔵のところに向かうと、武蔵と戦闘をする東舞高の教員艦を見つける。教員艦は救援に向かったものの、武蔵からの砲撃を受けやむ無く戦闘を開始をしていたようだ。
この状況に、武蔵、もといもかちゃんが心配と感じた明乃は、副長であるましろの意見を遮りひとり飛び出してしまう。スキッパーで助けに行くが、明乃は武蔵へたどり着けることが出来ず、離れ行く武蔵をただ見つめることになった・・・・・・。
6話感想の流れ
とりあえず明乃は無事
海ポチャしてしまった明乃だったが、スキッパーも故障なく問題なく明乃は晴風に戻ってくることが出来た。しかし海に落ちてしまったためびしょ濡れ。風邪をひいてはいけないとりんちゃんに言われ、お風呂に行くことに。しかしお風呂は今は機関科の時間。そのためクロちゃんに「トップが順番を守らないのはどうかと思いますが」と言われてしまいタジタジになる明乃だったが、粋な計らいがウリのまろんちゃんに助けられ無事お風呂へ。そしてなぜかりんちゃんとみーちゃんまでお風呂へ。ここでおっぱいの格差が生まれてしまうことに・・・・・・。
お風呂後、クロちゃんには辛らつな正論を浴びせられうっとなる明乃だったが、みーちゃんとりんちゃんに慰められ、安堵する。
ネズミと通信トラブル、そしてウイルス
一方で通信トラブルが発生していることがわかった晴風。微弱電波の元を辿った先には美波のいる保健室。そこに忍び込んだ例のネズミ(ネズミっぽいものですが、ネズミで統一します)を五十六が捕まえると、通信を含めた電子機器が復活する。どうやらこのネズミが電子機器をジャミングしていたようだ。さらに志摩ちゃんから検出されたウイルスの型からこのネズミが志摩ちゃんを暴走させたことも判明。五十六を大提督に任命したところで晴風の周りが機雷に囲まれていることが判明。今回は戦闘ではなく機雷掃討のみになりそう。
機雷掃討(今回の戦闘パート)
日が明け、機雷掃討の作戦会議が開始。万理小路さんによるとソナーで周辺探索をしたところ、航路阻止を目的としているため狭い範囲のみとのこと。今回は係維機雷と思われるため、掃海具を使い機雷掃討を行うことに。ここで、掃海具操縦のためスキッパーを使うことになったが、案の定ましろに止められる明乃。
一方で納豆が口に合わず困っているみーちゃんのため、ドイツ料理祭りをすることになったが、ミカンちゃんが料理を作るときに出てきたのがCookFun!・・・・・・これCookPadのアレやん(ちなみにコレとほぼ一緒のページは見つからなかったので、イメージだけパクってる感じ)
それはそうとして、掃討を開始。『快感!実感!ジンギスカン!』という名言や、タマちゃんという謎の掃海具が出てくる若干緊張感のない状況下で、スキッパーが水中爆発に巻き込まれてしまう。ここでぐっとクルーに緊張感が。そして案の定飛び出そうとする明乃に止めようとするましろ。ここでりんちゃん隊員が明乃のフォローに入り、二人でスキッパーで救出に行くことに。ここで「艦橋要因は外へ出るな」というツッコミをしたいところだが、そのコメントは2話で諦めたヤツだ・・・・・・。そして回を増すごとに溜まるましろのストレス。
安全装置に入っていたかよちゃん(果代子)とりっちゃん(理都子)を明乃とりんちゃんで無事に救出し、今回はここでシリアスパートは終了。
ここからは前述のドイツ料理パーティーだが、ミカンちゃんの会心の作(byCookFun)もみーちゃんには響かず、杵崎の双子のジャガイモ料理に負けてしまう。ほらドイツ人にはふかしたジャガイモを与えていればええんや(乱暴)*1
ED後には美波さんが自身で注射を使い何かを注入している姿が。これはウイルスなのか、血清が入ったものなのか・・・・・・。そしてこれは日常パートで使われる伏線か、シリアスパートで使われるものか。色々と推察が捗るところですが、ここで6話は終了。
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気になったこと
艦隊LOSTの状況(3話→6話)
※6話の各艦の状況の画像です。
4話の感想でもLOSTの状況についての考察として気になったことを書きましたが、「連絡が途絶えた艦をLOST扱いにしている」という考えで間違いがないと思われます。
ここで、3話と6話でのLOSTの状況の画像が以下の通り。3話でLOST扱いとなっていた晴風は無事に青字(存在)になっていることがわかります。これは、1話終了時にビーコンなどを切っていたため3話時点では連絡が途絶えた(LOST扱いとなった)が、補給艦との合流、帰還のため、また通信を再開したため非LOSTとなったと思われます。
なお、艦隊のLOSTになる原因と考えられる「通信が途絶えた」点については、4話以降に出てきているネズミによる影響と思われます。6話でも晴風の通信等に影響が出ていたのもこの動物によるところだったためです。あるいは、武蔵と同様の現象が他の艦でもおきており、同士討ちが発生している可能性というのもありえそうです。補給艦の2隻はネコがいるため最悪の状況は防げそうですが、護衛艦の2隻にネズミが入り込むと更なる混乱に発展しそうですね。
※こちらは3話時点での画像ですね。
LOSTでもオレンジと赤で色が違っていることが少し気になります。なおオレンジのLOST艦は、3話時点ではLOSTになっていなかったものばかりでした。これが何か意味合いがあるのかはわかりませんが。
ネズミ(っぽい何か)の種類
今までもなんとなく予測はついていたのですが、このネズミによって起こることは以下の2種類のようですね。
- 通信、電気系統への障害を与える"微弱電波"を発生させる
- 人間を暴走させる(ウイルス感染による暴走)
6話でこの動物について、遺伝子構造の違いとウイルスの注入があると美波さんから報告がありました。 また志摩ちゃんから検出されたウイルスからもこのネズミのものと一致しているため、この現象に間違いはなさそうです。
美波さんがウイルスの検出、遺伝子の構造解析まで行ったとのことですが、保険係って医学的な知識と化学知識が豊富なんでしょうか。
なお、マウスの遺伝子構造自体は解析がされているため、捕らえたマウスの遺伝子構造との差を取れば構造解析は可能です。またウイルス検出については、ネズミと志摩ちゃんの血液を採取し、血液内に含まれるウイルスを見つけて(PCRなどを使うか、培養をさせて)増幅することで顕微鏡観察ができるので、こちらも可能。とは言え、ウイルスや遺伝子構造についての知識が必要なので、美波さんには医療系の知識が豊富だとわかります。
ちなみに美波さんは出身地が病院船であること、(推察ではありますが)医療従事者の近くにずっといたことから上記のような知識があったのかなと考えられます(それにしては優秀すぎますが)
おっぱいのサイズ
「5インチには5インチのよさがあるんです・・・・・・」
このような格言が生まれてしまったのがこの6話。日常パートではこのような突飛もない激アツワードが発生するから恐ろしいものです。
18インチと比喩されたみーちゃんのおっぱいと、5インチと自身で言っちゃった彼女たちのおっぱいサイズの比較について。1インチが2.54cmなので、5インチだと12.7cm、18インチだと45.7cmです。恐らくブラのトップとアンダーの差かなぁと
ワコールのHPにあるブラのサイズ表によると、12.7cmだとBカップ、45.7cmだと・・・あっ、記載ないわ・・・・・・。
おっぱいはそれぞれによさがあるんだと思うんだ、うん。
人間関係
視聴者代表と言っても過言ではない機関科のクロちゃんこと黒木洋美さん。艦長は明乃ではなくましろが適任だとずっと言い続けており、もともと明乃に対する不信感が強かったのですが、5話での明乃の勝手な行動により彼女の明乃に対する反応がより一層冷たいものになりました。
コミカライズでは晴風の乗組員の前日譚が記載されているのですが、そこで描かれているクロちゃんのましろへの憧れの強さが、アニメの人間関係のちょっとしたギスギスを生んでいるような印象を受けています。今後ましろ大好きクロちゃんが艦長をコキ降ろすデモを起こすなどといったことを日常回などでやってもおかしくないなぁと思ってはいるのですが、幼馴染のマロンちゃんがそもそもド中立なので微妙かなぁとも感じています。
31+1人もいればそりゃ派閥が出来たり人間関係がギスギスしたりもあるだろうなぁとは思っているので、この辺りの人間ドラマもうまく描いてくれると個人的には面白そうにみえます。
さいごに
今回は戦闘が少なかったものの、すっきりとした構成になっていたような話だった感じ。ここからは余計な情報は増えずに、伏線回収と戦闘に注力していければ面白い話に展開していくのかなと思っています。というかこれ以上伏線増やすなよ本当に。
たかみは晴風の永遠の中間管理職ましろを心から応援していることをお伝えし、7話を心待ちにする所存でございます。
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はいふり改めハイスクール・フリート 1話感想 ~タイトル変わっちゃったけどどうすんの~ - たかみめも
ハイスクール・フリート(はいふり) 2話感想 ~作画のよさとストーリーの展開のジレンマ~ - たかみめも
ハイスクール・フリート(はいふり) 3話感想 ~潜水艦との夜戦~ - たかみめも
ハイスクール・フリート(はいふり) 4話感想 ~トイレットペーパーについてのどうでもいい考え~ - たかみめも
ハイスクール・フリート(はいふり) 5話感想もとい反省会 - たかみめも
*1:本当にドイツの方ってマッシュポテト好きですからね