僕がブログを初めてちょうど一ヶ月が経った。今までに63記事を書いたが内容に統一性がなく、毎日、好き勝手なことを書いてしまった。自分が一ヶ月書き続けられるかを優先してしまい、読者さんは混乱したと思う。
自分が好きなことを楽しく書いていればブログは支持される、という考えから書いてきたが、ここで少し時間をおいて考えたいと思う。ブログが支持される、というのはPVとブクマが増えるという意味で使っていた。
ただ自分の中でPVやブクマを優先するあまり大切な読者さんを置いてきぼりにしてしまったことを反省している。具体的には、過激なタイトルや下ネタにちょっと走りすぎたかなという点である。それ自体は仕方ない。
初心者の過ちである。しかし、ブログ運営者として2ヶ月目を迎えるにあたって、ちょっとした指針を元に書いていったらどうなるだろう? という気持ちが芽生えはじめた。それを表したのが、本日のタイトルである。
もともと『ドラッカーのマネジメント』は、管理職への登用試験の課題図書で何回も読んでいた。その内容には感銘をうけたものの、しばらく管理職をはなれていたので、すっかりその内容を忘れていたのである。
僕がブログを初めてちょうど一ヶ月が経った。今までに63記事を書いたが内容に統一性がなく、毎日、好き勝手なことを書いてしまった。自分が一ヶ月書き続けられるかを優先してしまい、読者さんは混乱したと思う。
自分が好きなことを楽しく書いていればブログは支持される、という考えから書いてきたが、ここで少し時間をおいて考えたいと思う。ブログが支持される、というのはPVとブクマが増えるという意味で使っていた。
ただ自分の中でPVやブクマを優先するあまり大切な読者さんを置いてきぼりにしてしまったことを反省している。具体的には、過激なタイトルや下ネタにちょっと走りすぎたかなという点である。それ自体は仕方ない。
初心者の過ちである。しかし、ブログ運営者として2ヶ月目を迎えるにあたって、ちょっとした指針を元に書いていったらどうなるだろう? という気持ちが芽生えはじめた。それを表したのが、本日のタイトルである。
もともと『ドラッカーのマネジメント』は、管理職への登用試験の課題図書で何回も読んでいた。その内容には感銘をうけたものの、しばらく管理職をはなれていたので、すっかりその内容を忘れていたのである。
それでも、僕の心の中にずっと残っていたのは、ドラッカーが「人を幸せにする社会とはなんだろう?」と思って書いたのがこの本だということだ。
僕はこれからの2ヶ月目を「ひとを幸せにするブログとはなんだろう?」と考えながら、書いていきたいと、少し考えているのだ。そのための、覚え書きとして、このたびの記事を書いてみたいと思った。
1・その事業にワクワクドキドキしているか
ドラッカーはマネジメントには以下の3つの役割があると定義している。
「自らの組織に特有の使命を果たす」
「仕事を通じて働く人たちを生かす」
「社会の問題について貢献する」
1つ目の「自らの組織に特有の使命を果たす」とは、本業を定めたら、それに真剣に取り組んで、世の中に求められている役目を果たしなさいということ。大企業の中には、あまりにいろんな事業に手を広げすぎて本業がなんなのか分からなくなってしまっているケースも多々あるということ。
これは、僕のブログに大いにあてはまる。正直に言って僕のブログは「何についてのブログですか?」と聞かれて答えられる気がしない。苦しまぎれにホーサクっのブログです、と言っても何のことやら分からない。
規模が違いすぎるのだが、アメリカの複合企業ゼネラルエレクトリック(GE)のコンサルタントをドラッカーが引き受けたときに、CEOのウェルチに尋ねたことは
「あなたの会社は電気機関車もつくっているし、冷蔵庫や電気カミソリもつくっている。さらには原子力の分野にも手を広げようとしている。もし、今、再びゼロから始めるとしたら、すべての事業をやりますか?」
聞かれたウェルチは「いろいろな経緯があって、今はさまざまな事業に手を広げてはいるが、改めて始めるとしたら、全てをやるとは限らない」と答えました。
それを聞いたドラッカーは「それならば、世界で一位か二位になるつもりの事業だけを残して、あとはすべてすてたらどうか」と言ったそうです。
これが「一位二位戦略」でした。傾きかけたGEは急成長をとげました。
しかし、これには後日談があって、実際には「あなたがやっている仕事は、すべてワクワクドキドキするものばかりか?」と尋ねたと言います。
対してウェルチは「すべてがそうだとは限らない。なかには淡々とやっているものもある」と答えたところ、ドラッカーは
「ワクワクドキドキしてやっている事業以外は、すべて止めたらどうだろう」と言ったというのです。彼は働くことは喜びや自己実現につながっていくべきもの、という考えを常にもっていました。
これを読んで僕はドキッとしました。なぜならPV数を稼ぎたいが為に毎日平均2つ以上の記事を量産していたからです。正直に言えば、ワクワクドキドキしなくてもPVが稼げそうだと思いながら書いている記事が多かったのです。もちろん「一位二位戦略」なんてものもありませんでした。
2つ目の「仕事を通じて働く人たちを生かす」については、マネジメントの柱として「顧客」のことを考えろと絶えず言い続けました。顧客がなにを求めているかを知り、それを提供することが企業のなすべきことだ。
これも僕は完全に無かった視点です。自分が思いついたネタであれば、書きやすく、どんどんアップできるので、読者さんのことを考えながら書いた記事というのは数えるほどしかないと思います。
3つめの「社会の問題について貢献する」について。まず考えなくてはいけないのは「会社とはいったい誰のために存在してますか?」ということ。
答えは「会社は社会のためにある」です。ドラッカーの有名な言葉に「会社は社会の公器である」という一説がありますが、
「会社とは社会に必要とされるものを提供する役割を果たすものである」
ということなのです。これについても、僕のブログが社会のためにあるとは言い難く、耳が痛い話です。もちろん、僕が書こうとしていた「笑えるエッセイ」を読者さんが必要としてくれていれば別なんですけどね。
【これからについて】
とりあえず、1ヶ月書き続けることはでき5000PVという数の目標も達成することができました。ただ、後半、あまりにPVを求めるあまりにちょっと内容が過激になってきたと反省しております。ドラッカーは、企業の目的は定義はただ一つ「顧客を創造すること」にあると主張しています。
顧客の創造とは、ブログで言えば読者さんに求められているものを創造すること。自分が書きたいことをなにも考えずに、承認欲求のおもむくままに書いていたスタイルはなるべく抑えようと思っています。実際、PVが増えても読者は増えないブログは衰退すると考えます。
まあ、どこまで抑えられるかは分からないんですけどね。更新頻度を下げて、質を上げたいと思います。具体的には
「現実と妄想のハザマで 」
http://www.hoosaku.com/entry/2016/05/13/194148
全23話(東京23区)を楽しんでもらえるようにプロットもしっかり練って書き上げたいなあ。
【まとめ】
この記事の前半に書いた
それでも、僕の心の中にずっと残っていたのは、ドラッカーが「人を幸せにする社会とはなんだろう?」と思って書いたのがこの本だということ。
に対してのドラッカーの答えは、
会社は社会のために存在し、利益のためではなく、人間を幸せに導くために存在している、というものだ。
僕はこれを
「ブログは社会のために存在し、PVのためではなく、読者さんを幸せに導くために存在している」と定義づけて終わりたいと思う。
なんてね