
田中宏和
- 今日のライフハックツール,連載 06:00 AM
スマホ同士でバッテリー容量を貸し借りできるケーブル【今日のライフハックツール】
「外出先で、もうちょっとだけスマートフォンを使う必要があるのに、電池が無くなりそう」というのは、現代における悪夢のひとつと言えるでしょう。
スマホのヘビーユーザーなら、モバイルバッテリーを持ち歩いていると思います。しかし、「かさばるバッテリーを持つのは気が乗らない」という人も案外多いもの。そんな人には、他のスマートフォンやタブレットから電源を借りられるケーブルをカバンに忍ばせておくという方法もあります。
『STROMR』はドイツ発の電源ケーブル。タブレット端末や、他の人のスマートフォンから電源を拝借できるというユニークなケーブルです。
使い方は簡単。2台のスマートフォンをケーブルでつなぐだけ。ロゴのない端子を電源供給側に、ロゴのある端子を充電側につなげばOKです。
なお、iPhone(iPad)は、電源供給側にはなれません。また、Wi-Fiモバイルルーターなど、スマートフォン(タブレット)以外のガジェットにも対応していません。
※メーカーがテストした環境は、Apple、Samsung、HTC、Motorola、Huaweiの2016年5月現在最新機種
両側の端子がマイクロUSBになっているタイプと、片側がマイクロUSBで、もう片側がLightning端子になっているタイプがありますが、両端ともLightning端子というバージョンが無いのは、上記の理由によります。
一部の機種に限りますが、データの転送にも使えるとのこと。色は、ブラック、レッド、グリーン、パープルから選べます。
日本では未発売ですが、海外のサイトから購入できます。
一部のAndroid端末など、電池持ちがタフなスマホを持っているなら、このケーブルでピンチの友人を救うというのもいい使い方でしょう。
(田中宏和)