母親殺害の疑いで高校1年生の長女を逮捕

母親殺害の疑いで高校1年生の長女を逮捕
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ことし2月、東京・台東区のマンションで、41歳の女性が首を絞められて殺害されているのが見つかった事件で、警視庁は高校1年生の長女を殺人の疑いで逮捕しました。調べに対し黙秘しているということです。
この事件は、ことし2月27日の夜、東京・台東区のマンションの部屋で、この部屋に住む41歳の女性がソファーで死亡しているのが見つかったもので、首に絞められた痕があったことから警視庁は殺人事件として捜査していました。
これまでの調べで、部屋に荒らされたような跡や女性に抵抗したような様子はなく、警視庁は当時、家にいた高校1年生の15歳の長女から事情を聴くなどしていました。
その結果、マンションの防犯カメラの解析で第三者が部屋に侵入した形跡がないことなどから、長女が事件に関わったとして8日、殺人の疑いで逮捕しました。
警視庁によりますと、長女はことし2月26日ごろ女性の首をタオルのようなもので絞めて殺害した疑いが持たれています。
長女は、父親と3人家族ですが、当時、父親は仕事で不在で、長女はみずから「母親が具合が悪くて起きてこない」と通報していたということで、警視庁は事件のいきさつを調べています。
警視庁によりますと、調べに対し長女は黙秘しているということです。