北京=倉重奈苗
2016年5月7日12時27分
中国国営新華社通信によると、中国共産党は6日、北朝鮮の第7回朝鮮労働党大会の開催に合わせて「大会が立派な成果を収め、中朝友好が代々継承されていくことを願う」とする祝電を送った。
祝電では「中朝友好は双方の前世代の指導者が築き、発展させてきた栄えある歴史的伝統であり、双方の貴重な財産」とし、「中国の党と政府は中朝関係を高度に重視している」と強調。「両国関係を発展させることで地域と世界の平和と安定、発展に積極的に貢献したい」と表明した。
一方で、中国はこれまでのところ、党や政府の要人が大会に出席したかどうかについて「関連する情報はない」(外務省)として公表を避けている。北朝鮮は、国連の対北制裁決議に中国が賛成したことに強く反発し、中朝関係は政府往来が途絶えるなど冷え込んでいる。(北京=倉重奈苗)
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朝日新聞国際報道部
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