プロレスラーであり、金型工場の専務取締役でもあるスーパー・ササダンゴ・マシンさんが「町工場のマネジメント講座」を製作しました。
「入社3年目の覆面レスラー」を主人公に、シュールな絵面で部下のマネジメントについて学べるとじわじわ話題を呼んでいます。
5. さっそく、上司に「コミュニケーションを活発化させましょう」と朝礼を提案。
「朝礼をやることで、皆の気持ちが一つになると思うんです」。
6. しかし、「そんな簡単にはいかないよ」と上司。
「毎朝リーダー陣で会議はしているし、工程作業の確認もソフトがあればできるし、とりあえずグループの他の意見も聞いてみたら?」とひたすら渋ります。見てるこっちまでどんよりしてきました。
7. 同僚「どうせ効果がわかるように、資料作れとか言われんだよ」
同僚に相談するも、微妙な反応に。プロレスの試合前にパワーポイントを披露するほど、資料作りが得意技なササダンゴくんもやる気が削がれていきます。
8. 数日後、案の定上司から「資料を作成し、コストや効果についてプレゼン提案をしろ」と要求が!
真顔&無言になってしまいました。
9. 結局、ササダンゴくんはやる気を失い、上司に「改善提案自体をなかったことにしたい」と申し入れることに。
「改善したい」という気持ちはあったのに……!
10. ここで答え合わせ!
動画の最後は、新潟大学大学院 技術経営研究科長 教授の西口隆さんがこの問題を解説。
「リーダーが率先して改善運動にあたるべきだ」とスパッと指摘し、「本当それ!!!」とこっちもスッキリして講座終了です。
講座は他にも、1時間会議に出ただけで上司にサボっていると疑われる「就業マネジメント」編や、なんと異例の出世を遂げ、かつての上司をマネジメントすることになる「人材育成マネジメント」編も閲覧できます。
働いてる人なら誰もが経験したであろう、生々しいやる気の削がれ方に思わず感情移入してしまう講座でした。