大人になるということは秘密を孤独にかかえられるようになるということ
大人になるということは、『秘密を孤独に抱える苦痛』に耐えられるようになるということ。
例えば過去の恋愛遍歴。
大人な人は静かに黙っておく。
相手に聞かれても、話したところで、心配しない程度のくらいのことだけ告げる。
すべてをさらけ出して、それも含めて愛してくれなどは夢物語。
すべてを語って、目の前の愛する人に自分の重荷を背負わすことは選ばない。
ひとり抱えて墓場まで持っていけばいいこと。
自分のつらかった事を、話して自分は楽になるかもしれない。
ひとりで秘密を抱える孤独から解放されるから。
でもね、それが相手を苦しめることになることを考えないと。
大人なら、秘密のひとつやふたつ、いやたくさん、ひとり孤独に墓場まで持っていきたいものだ。