“第11回ふりーむ！ゲームコンテスト”の受賞作品が発表、最優秀賞は「WIZMAZE」に

　無料ゲーム専門ライブラリサイト“ふりーむ！”を運営する（有）ふりーむは28日、ゲーム制作コンテスト“第11回ふりーむ！ゲームコンテスト”の受賞作品を発表した。

　ダウンロード数や感想掲示板のコメント状況、人気投票を参考に、同サイトの選考委員が応募された396本のゲームから選んだ“最優秀賞”には、Jakalope氏作のオーソドックスなファンタジーRPG「WIZMAZE(ウィズメイズ)」が輝いた。

　「WIZMAZE(ウィズメイズ)」は、見習い魔道士となり正式なウィザードとなるための試練“ウィズメイズ”の通過に挑むRPG。一貫した世界観により、ダンジョンに潜る度にその物語に深みが増す表現方法や、ダンジョンの作り込みなどが評価された。

　また、優秀賞には、妖刀となって出会った人々に斬りつけたり、乗り移ったりする辻斬りRPG「妖刀伝」が選出されている。

　さらに、今回から導入された、応募作品の作者を自動的に紅組もしくは白組に振り分け、受賞やレビュー数などで獲得した得点を組ごとに競い合う“フリーゲーム応援合戦”は、1,012点対1,139点で白組の勝利となっている。

　このほか、窓の杜でも紹介した「カリスは影差す迷宮で」が“短編RPG”部門で金賞、「ＫｉＴＡＮ−キタン−」が“短編”部門で銀賞、「歪者行進曲」が審査員特別賞を受賞するなどしている。

　受賞作品を含む全応募作品は“ふりーむ！”からダウンロード可能。また、コンテストの公式ページでは受賞作品について受賞者と審査員のコメントが掲載されている。