本震直後に空き巣未遂 2容疑者を逮捕
熊本県警は28日、熊本地震の本震直後に避難で無人となっていた熊本市の事務所を物色したとして、福岡県大牟田市草木、会社員、吉田忠史(21)と同市久福木、会社員、横山悟(30)の両容疑者を窃盗未遂などの容疑で逮捕した。「地震で無施錠の家が多く、簡単に盗めると思った」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は16日午前3時50分ごろ、熊本市中央区大江の女性(74)が所有するビルの2階にある事務所で窃盗をしようとしたとしたとしている。避難先から女性の家族が事務所に戻り、2容疑者を見つけた。2人は会社の同僚という。県警によると14日の地震後、避難者の窃盗被害は25件。【出口絢】