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■佐藤勉・自民党国会対策委員長

 首相入りの審議が行われているTPP特別委員会。首相は(15日の)委員会に積極的に参加をしてという意向があったが、やはり(熊本の)震災のことをおもんぱかって私の判断として中止した。その分、月曜日に(開く)ということになるわけだが、また今日未明の災害にあたってどうするかという判断を迫られるのではないかと思う。

 TPPの論議は皆さんも注目をしていると思うし、環太平洋の国の皆様方がしっかりと決めたことを日本の国会で了承するという大事な委員会だが、なかなか進んでいないという現状にある。TPP法案は今月中に(衆院を)通さないと非常にタイトな状況が生まれてしまうということも含めて非常に悩んでいるところだが、月曜日からこの審議をしっかり進めていくということで月内には参院に滞りなく送れる態勢を取っていきたい。ただ、何が起こるか分からない。そういうことも含めて、いろんな判断を迫られるのが来週ではないかと思う。(宇都宮市での党会合で)

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