大久保貴裕、五月女菜穂
2016年4月12日17時35分
京都・祇園で車が暴走し、通行人7人が死亡、12人が重軽傷を負った事故から12日で4年。現場の道路はこの日から最高速度が60キロから30キロに変わり、歩行者を守る防護柵や車止めが完成した。春の観光シーズンを迎え、地元商店主らは事故撲滅を願う。
現場付近ではこの日、京都府警の警察官が速度規制の変更を知らせるチラシを配った。仕事で京都に来た日本地酒協同組合専務理事の上杉孝久さん(64)=東京都世田谷区=は「よく京都に来るが、この通りはスピードを出す車が多く、怖いなと思ったこともある。歩道や速度制限で安心して歩くことができるのでは」と話した。チラシを受け取った観光客の女性(66)は「事故から4年も経つんですね。交通安全を願います」と話した。
事故は花見シーズンに起きた。持病の発作を起こした男性が運転する軽乗用車は約50~70キロで暴走。通りにあふれる歩行者を次々とはね、男性も電柱に激突して亡くなった。地元商店主らでつくる京都祇園縄手(なわて)繁栄会の秋山敏郎会長(69)は「事故は地域住民の心にも大きな傷を残した」と振り返る。
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朝日新聞社会部
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