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１２日午前、長野県上田市で、指定暴力団山口組から分裂した神戸山口組系の暴力団の事務所で銃弾が撃ち込まれたような複数の穴が見つかりました。けが人はいないということですが、警察は、発砲事件として一連の対立抗争と関係があるか捜査しています。

１２日午前３時半ごろ、上田市中央４丁目にある神戸山口組系の暴力団事務所の周辺で、警戒中の警察官が破裂音を聞きました。
警察が駆けつけたところ、事務所の２階のガラスなどに銃弾が撃ち込まれたような複数の穴が見つかりました。当時、事務所には組員が数人いたということですが、けが人はいないということです。事務所は、ＪＲ上田駅から北に１キロほど離れた住宅地と商業地が混在した地域です。
上田市では先月、山口組系の暴力団事務所に火炎瓶が投げつけられたような跡が見つかる事件も起きていて、警察は、発砲事件として山口組と神戸山口組の一連の対立抗争と関係があるか捜査しています。
一方、事件を受けて、現場の近くにある小学校では、下校の際、保護者が付き添うなどの措置をとることにしています。