
画像:http://www.superhero-movie.com/
こんにちは。かつてのキムワイプ、今は新人ワイフのにーちぇです。
夫が筋金入りの仮面ライダー好きで、毎日ショッカー戦闘員のフィギュアを眺める生活にも慣れてきた私が、初めて特撮の映画を観に行ってきました。
そこで今回のテーマは……
仮面ライダー45周年記念超大作「仮面ライダー1号」
www.superhero-movie.com
大人の私が素直に感想を言います。
『控えめに言って、最高でした!』
今日はこれについてお話しさせてくださいね。
ざっくりとしたあらすじ
1971年、世界征服を企む悪の秘密結社ショッカーにより人体改造を施され、二度とふつうの人間へ戻れなくなってしまった本郷猛。ショッカーから必死の逃亡後は、その肉体を「人類の自由」を守るために捧げ、バイクを駆る…
そんなストーリーは皆さんもなんとなく知ってらっしゃると思います。
その後のシリーズでは、本郷猛と同じように、改造された肉体や異能の力を生かした数多くのライダーたちが活躍し、毎週子供のみならず多くの大人たちをずっと夢中にさせてきました。
今作では、仮面ライダーの原点である本郷猛が、45年どんな人生を過ごしてきて、いま何をして何を思うのか。それを描いてた映画です。
映画冒頭、本郷猛は海外の街に姿を現します。
人の好い笑顔と正義の行動はそのままですが、彼にも老いが訪れていました。
ショッカーの活動が沈静化した後も、世界中の悪に対して戦い続けてきた彼の身体は、改造人間と言えども傷つき、ボロボロになってしまっている。
しかし、その頃日本で、恩人である「おやっさん」(仮面ライダーにて、バイクや事件の捜査、精神面でも大いに支えてくれた人物)の孫娘に、ショッカーや新たな敵の魔の手が迫っていることがわかり、急遽、日本へと舞い戻ります。
ネタバレにならないようにお話ししますが、
涙が禁じえない素晴らしい点がありましたので、是非あなたの目でも確かめていただきたくお伝えしておきますね。
注目してほしいポイントはココ!
おやっさんの孫である「まゆ」とのふれあいのシーン。
無邪気に献身的に、まゆに接する本郷猛の姿…
まゆも、自身の後見人というだけでなく、大切な存在である本郷猛に心からあまえるのですが、これがあまりにまぶしくて切なくて。
若き日に改造人間にされ、妻や子と暮らすと言う一般的な幸せを望むべくもなかった本郷猛。人類の自由のために全てを捧げてきた彼の人生のぽっかり空いていた部分。私はこのシーンあって本郷猛は報われた気がしました。
そして、長い間、懸命に仮面ライダーとしての人生を歩んできた本郷猛から、若い現役仮面ライダー「ゴースト」たちに出された『宿題』
それを真摯に受け止め、自分なりに戦いや交流の中から答えを探そうと努力する若者たち。
とても素直に応援できるし、ゴーストメンバーの魅力が引き立つ演出でした!
(早速、現在放送中の仮面ライダーゴースト、見始めました!御成くん最高)
戦闘シーンでは、昔ながらのショッカー怪人の造形だけでなく、新登場の怪人たちのクリーチャーデザインがめちゃくちゃかっこいいです!!
現役仮面ライダーであるゴーストと仲間のスペクターはもちろんスタイリッシュですが、
注目すべきは、体型変化した仮面ライダー1号の細部デザイン、そしてアクションです。
太っただの、ダサいなんてことは一切心配しなくていいです。しっかりとそのイケてる「変身!」を楽しんできてください。
私はとしては、毎日眺めているショッカーのアフターファイブの過ごし方や上司へのホウ・レン・ソウ、地獄大使の男気などが知れたのも嬉しい点でした!
夫のような往年のファンでも、ストーリーも1号のこともわからないかも? な小さなお子さんも、もちろんお付き合いで行ったような私でも、最初から最後まで夢中にさせて、帰りには本郷猛からの言葉胸を焦がすような、そんな仮面ライダー1号、皆さんも是非、劇場の大きなスクリーンで楽しんできてくださいね!
追伸:仮面ライダーゴーストにもすっかり魅了されてしまい、ニチアサデビューしました。フィギュア買いたい夫とツイッターで俳優さんをフォローして眺める妻でございます…
この記事を書いたライターは
神は死んだ……とは言わないほうの
にーちぇでした。
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