「情報は知識にあらず」


アインシュタインの名言。
この言葉の重みを痛感する日々を過ごしている。
情報がなくてはまともに生きる事もできやしない。完全に情報に支配されている。
そのくせ、知識として根付いたものなんてたかが知れている。
それだけならまだいい。
問題は「芸術の情報化」だ。
芸術をゆっくり堪能する時間が無い為なのか、「情報」として捉える人が多いような気がしてならない。
「あぁ、それ知ってる。」それだけで済んでしまう。
音楽でもそう。
わかりやすく、答えは明確に、なるべく早く結論を。
それもひとつだとは思う。そういういい意味で「ラク」なものが必要なのもわかる。
しかし、それが主流になってしまうのには違和感を感じる。
これが「情報」なら、それが正しい。
これが知りたい!という人に明確な答えを冒頭に提示する事がなにより大切だから。
でも、音楽は違うじゃないか。
芸術は違うじゃないか。
もっと根っこの部分で感じるものだと思うんだ。
音楽にまでそこを求めてしまったら何も面白くない。
もっと大事な事があるよ。悔しいな。
それを示せるものをやってやる。
僕はプラネタリウムが好きでたまに行くんだけど、昔の人の感性ってやっぱり凄いなって思う。
星座だってさ、全然見えなくない?(笑)
あれとあれとあれを繋ぎ合わせると獅子座で…とか「え?どこが?」ってなってしまう。
見えていないんだなぁ。
見えないものが大事なのに、それはやっぱり見えない。まだまだだなぁ。
想像力をもっともっとつけよう。
想像は無限だ。
芸術は情報にあらず!
負けない。
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