北島康介選手 あす正式に引退を表明へ

北島康介選手 あす正式に引退を表明へ
k10010473131_201604091317_201604091319.mp4
8日にオリンピック代表を逃し現役引退の意向を示した競泳の北島康介選手が、10日に日本選手権が行われている東京辰巳国際水泳場で記者会見を開き、正式に引退を表明することが分かりました。
33歳の北島選手は、8日の日本選手権男子200メートル平泳ぎで5位に終わって、5大会連続のオリンピック代表を逃し、レース後、報道陣の取材に「悔いはない。ここで散れば自分の競技も終わりだと思っていた。真剣勝負は終わりだ」などと述べ、現役を引退する意向を示していました。
関係者によりますと、北島選手は日本選手権最終日の10日に会場の東京辰巳国際水泳場で記者会見を開き、正式に引退を表明することが分かりました。
東京辰巳国際水泳場は日本を代表する競泳会場で、北島選手が2008年6月、北京オリンピック直前に行われたジャパンオープン、200メートル平泳ぎで2分7秒51の当時の世界新記録をマークした場所でもあります。
これまで数々の名言を残してきた北島選手が、思い出の場所でどんなことばを並べるかにも注目が集まります。