【総まとめ】Twitter広告で配信可能な主要ターゲティング9選
Facebook、インスタグラムに比べると利用者数の純増率が鈍化している印象があるTwitterですが、広告配信においては好調のようです。
参考:
Twitter、広告が好調で予想を上回る増収、赤字幅縮小|ITmedia ニュース
ユーザーの興味関心を分析しやすいTwitterならではのターゲティングが功を奏しているようです。
今回は、Twitter広告で使用できる主なターゲティング機能9つを活用例も含めてご紹介します。
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Twitter広告とは
Twitterのタイムラインや検索結果、おすすめユーザー欄に広告が配信されます。
インフィード広告とも呼ばれ、広告色の少ない自然な形で訴求することが出来るのが特徴のひとつです。
豊富なターゲティング機能を組み合わせることで、見込みユーザーに向けてピンポイントに広告配信をすることも可能です。
Twitter広告の種類やポイントについては、ferret内の以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも確認してみましょう。
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Twitter広告で設定可能なターゲティング主要9選
今回解説するTwitter広告で設定できるターゲティングは、以下の9つです。
・フォロワーと類似ユーザー
・興味関心カテゴリー
・キーワード
・地域
・言語
・性別
・デバイス
・新端末
・テイラードオーディエンス
1.フォロワーと類似ユーザー
特定のアカウントをフォローしているユーザーや、宣伝したい商品やサービス、イベントなどと関連性が高い任意のユーザー、指定した任意のユーザーに類似したユーザーにリーチすることができます。自社で運営しているアカウントのフォロワーだけではなく、関連性の高い類似ユーザーにも広告を配信できます。
活用例
流行に敏感な20〜30代の女性をターゲットにスマートフォンケースを販売する際、ターゲット層に人気のモデルのユーザー名を指定し、類似フォロワーに向けて広告を配信することで自社のフォロワー以外にもリーチできます。
2.興味関心カテゴリー
あらかじめ指定した興味関心カテゴリーに、関心をもつユーザーに絞り込んで広告配信をすることができます。
活用例
バーベキューセットの商品を宣伝したい場合、興味・関心カテゴリーから「バーベキュー」というカテゴリーを選択すると、バーベキューに関心のあるユーザーに向けて広告を配信することができます。
「バーベキュー」だけではなく例えば「旅行」のカテゴリーの中から「キャンプ」を選択したり、「スポーツ」のカテゴリーの中から「サイクリング」を選択するなどすると、さらに新しいユーザー層に広告配信をすることも可能です。
3.キーワード
特定のキーワードやフレーズをあらかじめ指定しておくと、そのキーワードやフレーズを含んだツイートをしたユーザーまたはそのツイートに反応をしたユーザーに向けての広告配信が可能です。ユーザーが該当のキーワードやフレーズに対して興味があるタイミングで広告配信をすることができるので、高い反応を期待することができます。
活用例
新商品のスマートフォンケースを宣伝したい場合に「スマートフォンケース 欲しい」「スマートフォンケース 壊れた」「ケース 変えたい」といったキーワードを設定すると、キーワードに関連する内容をツイートしているユーザーに対して、広告を配信することができます。
4.地域
広告を配信したい地域を絞り込むことができます。「国」だけではなく、特定の地域まで絞り込むことができますので広告を配信したいターゲット層がある限定地域でTwitterを使用していると推定されるなら、地域に限定して広告を配信するとよいでしょう。
活用例
A県限定で販売したい場合、Twitter広告を配信する地域をA県に絞って設定すると、A県でTwitterを使用しているユーザーにのみ広告が配信されます。
5.言語
特定の言語を使用しているユーザーに絞り込んで、広告配信をすることができます。
活用例
例えば、海外在住の日本人に限定して広告を配信したい場合、地域ターゲティングと組み合わせて言語を日本語に設定すると、海外在住かつ日本語を使用するユーザーにのみ広告を配信することも可能です。
6.性別
性別を分けたターゲティングも可能です。
Twitterはプロフィールに性別は登録できませんが、アイコンやツイートの傾向で性別を推測するようです。
男性または女性に特化した商品の場合は指定しておいた方が良いでしょう。
活用例
性別に特化した商品で言えば、女性向け化粧品がオーソドックスな例として挙げられます。このようにターゲットとなるユーザーの性別が明確な場合は、Twitter広告の配信先を女性に設定しましょう。
7.デバイス
スマホ、PCといったように、各デバイスごとに広告を配信できます。
Twitterのユーザーのうち、約60%がモバイルからログインしているという調査結果が出ていることからも特定のデバイスに限定した広告配信をする際に利用するとよいでしょう。
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モバイルは、iOS、Android、Blackberryで絞り込むことが出来ます。
活用例
iOSのみで利用できる新アプリのプロモーションとしてiOSを利用するユーザーにのみ絞って広告を配信することも可能です。
8.新端末
ユーザーが新しい端末(機種の最新かは問わない)でTwitterを利用し始めた期間で指定して、広告の配信または停止をすることができます。過去1〜15ヶ月の期間で配信可能です。
活用例
最新機種のスマートフォン販売のプロモーションとして、新端末を利用して1~3ヶ月のユーザーのみ除外し、最近機種への変更に意欲的だと考えられる6~15ヶ月のユーザーに広告配信をするなど。
9.テイラードオーディエンス
リマーケティング、メールアドレス、Twitter IDなど、自社が保有しているユーザーリスト(ハウスリスト)を使用して広告配信できます。
活用例
自社ですでに保有しているリストに対して、よりパーソナルな広告配信やリマーケティングといった活用が可能です。
まとめ
商品設計時だけでなく、広告配信する際もペルソナやターゲットとなる層への広告配信が費用対効果を高めます。
今回ご紹介したTwitter広告をはじめ、一言でターゲティングと言っても、様々なターゲティング機能があるため目的によって機能を使い分ける、もしくは条件が複数ある場合は各機能を組み合わせることも必要なので、各ターゲティングについて正しく理解して活用できるようにしましょう。
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