4月1日になり、本格的に新社会人の時期ですね。
先月、「新卒フリーランス」というワードが個人メディア界隈で話題になりました。
高学歴にもかかわらず就職ではなく、独立の道を選ぶ学生がかなり増えています。
特にメディア界隈では早稲田大学出身者がそんな傾向ですね。
そんな新卒フリーランスの中の一人が鳥巣愛佳さん。
鳥巣さんはエアロビクスで日本一にもなった実力者。
早稲田大学の商学部を今春卒業。就職が内定するもそれを取り消して、エアロビの技術を用いてフリーランスの道を歩むのです。
新卒フリーランス鳥巣愛佳。noteで夢語ったら応援を呼ぶ。
そんな鳥巣さんが自分の目標を綴った記事が少し前に話題になったんですよ。
私の最終目標は「エアロビクス界にイノベーションを起こすこと」です。
衰退している大好きなエアロビクスの魅力を正しい知識で、良いものを一人でも多くの人に伝えていきたいんです。
最初の2〜3年は幅広くフィットネス業界を見ていきます。エアロビクスの養成コースにも一から勉強していくために通うことにしました。
新規のジュニア向けのレッスンも決まっているため、個人でトレーナーの勉強もしながらこどもから大人まで指導できる基盤を作ります。(中略)
もし何か起こってしまっても、恐ろしいほどポジティブな私は正直どうにかなると思っています。
この「どうにかして生きていける」と思えたのもプライドを捨てたからです。大好きなことから離れて就職をすることを、私はかっこいい生き方だと思っていました。就職は我慢期間だと考えていました。
様々な考え方がありますが、早稲田にまで出してもらったから...みんなしているからとりえず就職をして...っというように常識に染まっていた自分は、プライドもあったのかもしれません。就職という選択肢をとることで自分を違った方向に合理化させていました。
しかし自分の気持ちに素直になってそのプライドを捨てて、好きなことで生きていく決意ができました。
世間知らずの女子大生が甘いこといっていると思われるかもしれませんが、そうかもしれません。本当に私には何もないので。笑
でもそれもすべて受け入れます。自分の足りなさを真に受け止めて、責任もすべて自分でとります。
この記事は多くの人々に拡散されました。
そして、「誰がなんと言おうと自分の道を進むべき!応援してます!」、「もっと高くジャンプするんだ!」、「カッコイイ!」、「協力できることあれば何でもお手伝いしますよ」、「私もほとんど新卒フリーランスなので。きっと大丈夫です〜!」
っといった応援や励ましの声が殺到したのです。
いいですね!鳥巣さんは面白い逸材です。
そうそう、今の日本で裸一貫で立ち向かったとしても死ぬことはないんですよ。
SNSがますます発展してますから人のセーフティーネットに引っかかるようになってるのです。
大真面目で言いますけど、人とちゃんと接してれば誰かしら助けてくれます。
特に、思い切った行動ってほとんどの人ができないので、思い切った行動する時点で尊敬される対象になるんですよね。
鳥巣さんのようにやる前から高らかに宣言できる人なんてナカナカいません。
困っても上記の記事を読んだ誰かしらが力になってくれるでしょう。
これはぼくが身体で体験してますから、間違いありません。
鳥巣さんイノベーターになれる才能ありますね。
ぼくがどうして鳥巣さんがエアロビ界のイノベーターになれると思うのか理由を書いていきましょう!
1、腹筋割れてる
うん、もう鳥巣さんの代名詞といえば腹筋です。
写真の通り、女性でこんなにもはっきりとお腹割れてるってハンパないですよ。
ちなみに最低体脂肪率は10.6パーセントまで行ったそうです。笑
男性で例えるなら体脂肪率2パーセントとかになっちゃうんじゃないかな。
もう室伏広治さんの領域ですね。
これがエアロビで日本一にまでなったアスリートの肉体かと。
とりあえずこれだけの肉体があれば存在だけで「説得力」になります。
鳥巣さんの腹筋を見ただけで、「この人の語ることは信用できる」とみなさん納得するでしょう。
イノベーターになるなら説得力は重要要素ですからね。第一条件満たしてます。
というわけで、鳥巣さんの腹筋をもう一度!
何度も見てもすごい。
【10日間ダイエット測定結果】
— 鳥巣愛佳@エアロビのお姉さん (@aikaearo) 2016年3月27日
体重−1.7kg
体脂肪率−0.4%
筋肉量−0.9kg(?)#エアロビのお姉さんガチダイエット
達成ならず...面目ないです。
でも見た目は大きく変わりました(全力の言い訳) pic.twitter.com/jB6v8ErYW6
2、パフォーマンス力がある
鳥巣さんは肉体が優れてるだけでは勿論ありません。パフォーマンス力もあるんですよ。
この動画とかマジでカッコイイ。
たまにやる1人遊び「ストレッチしてかっこよくペットボトルを取る方法」 pic.twitter.com/UpXwImiaXU
— 鳥巣愛佳@エアロビのお姉さん (@aikaearo) 2016年3月23日
最後に「皆さんもやってみてください〜」ってカワイク言ってますけど、「できるか!」ってツッコミたくなります。笑
彼女はエアロビだけでなく7歳からヒップホップダンスもやってたんですよ。
ぼくも自分のルーツがヒップホップ(ぼくの場合はファッション)なので分かるんですが、ヒップホップってカルチャー色が強いので思想的になれるんですよね。
ですから、クリエイティブな発想が生まれやすく、人を惹きつけるパフォーマンス力が身につくのです。
今日紹介した「新卒フリーランスになります!」宣言記事もパフォーマンスの一つですよね。
あのように社会に堂々と自分の目標を発信できる人はたくさんの人々から応援されるし、人を巻き込めるんです。
スティーブ・ジョブズなんて典型的ですけど、イノベーターには実力だけでなく、人を惹きつけるパフォーマンス力が不可欠なのです。
ジョブズが人々を熱狂させるプレゼンでiPhoneを世の中に普及させたように、彼女も自分のパフォーマンスを活かしてたくさんの人々をワクワクさせ、エアロビを浸透させることでしょう。
3、常識の感覚がズレてる
もしかしたら、鳥巣さんの一番の強みはこれかもしれません。
彼女、かなり常識がズレてるんですよ。
どんな風にズレてるかというと、自分がずっとエアロビなどのアスリート競技に没頭してきたからなんでしょうけど、「世の中の人みんな腹筋なんて割れてるモノ」と思ってたそうです。
「イヤイヤイヤ!!笑」って話じゃないですか。でも、彼女本当にそう思い込んでたんですよ。
ぼくはこのことを知った時に「才能ある」と思いました。
ここまで世間との感覚がズレてる人はこのまま突っ走ったらきっと尖ります。
そして、その尖りによって業界に衝撃を与える可能性は十分にある。
いつの時代も社会に変革をもたらすのは、一般的な常識に囚われない非常識人ですからね。
いかにビジョンを語り、人を巻き込めるか
鳥巣さんはこのようにイノベーターになる資質があるんですよ。
フリーランスの仕事も十分すぎるほどついてるようなので、当面の仕事に困ることはないでしょう。
鳥巣さんは個人としてのパフォーマンスは抜けているので、あとはいかに人を巻き込んで大きなムーブメントにできるかですね。
そのためには「エアロビクスでどのようなイノベーションを起こしたいのか」という具体的なビジョンを人に語り、どんどん共感者を作っていくことです。
イノベーションは個人では起こせませんから、いかにチーム作って発信していくかにあります。
この前、鳥巣さんのエアロビクスのワークショップに参加させてもらったんです。
ぼくはエアロビ初体験でリズム感も無いのですごい不器用な生徒だったとおもうんですけど、鳥巣さんは丁寧に指導してくれました。
それ以上に、鳥巣さん自身が指導してる側にもかかわらずエアロビを楽しんでることが伝わってきて、教えてもらってるこっちも楽しくなりましたね。
彼女は人柄が素敵なので、それでファンになる方も多数いることでしょう。
鳥巣さんのように高学歴でもすでに卓越した技術がある人は、そのままフリーランスになればいいのです。
以前、彼女がイイこと言ってたんですよ。
早稲田なのにフリーランス?
ではなく早稲田だからフリーランスです。
年が若いことはそれだけでアドバンテージになって応援も受けやすいですし、吸収力も早い。
組織に入って変な常識を頭に刷り込まれるよりも、自分の直感で進んでいく方が成長スピードも早いですし、面白い人生を歩めることでしょう。
鳥巣さんは今後、とても楽しみな逸材ですので、要注目です。
わっしょい!