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地震情報

[発表時刻] 2016年4月1日 11時41分 気象庁発表

2016年4月1日11時39分ごろ地震がありました。

[震源地] 和歌山県南部など [最大震度] 4 今後の情報に警戒してください。詳細

金星に南北6000キロの雲 本格観測へ

金星探査機「あかつき」の近赤外線カメラが撮影した金星の大気の画像(右半分)。南北方向6000キロにわたり、厚い雲の広がりが写っている(右中央の濃い色の部分)=3月13日撮影、JAXA提供

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月31日、金星探査機「あかつき」の試験観測が順調に進み、4月から順次本格観測に移行すると発表した。JAXAは同日、あかつきが撮影した最新の金星画像を公開。表面を覆う雲が南北方向にも広がっている様子がとられている。

 金星は硫酸でできた雲に覆われ「スーパーローテーション」と呼ばれる秒速100メートルの暴風が東西方向に吹いていることがわかっている。3月13日に雲の量を調べる近赤外線カメラを使い、太陽が当たっていない側を撮影したところ、これまで知られていた東西方向の雲だけでなく、南北方向にも6000キロにわたって厚い雲が広がっていた。雲の成因や一時的な現象かなどを今後解明する。

 カメラを開発した佐藤毅彦・JAXA教授は「この雲は太陽が当たると動くのか、しばらくとどまるのか、何回も撮影して調べたい」と話している。

 あかつきは2010年12月に主エンジンの故障で軌道投入に失敗し、5年間にわたって太陽を周回していた。昨年12月に金星軌道に再投入されて以降試験観測を開始し、現在は金星を10.5日かけて1周する最大高度36万キロの楕円(だえん)軌道を回っている。【斎藤広子】

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