日本勢出遅れる、女子SPはゴールドが首位 世界フィギュア

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(更新 2016/4/ 1 10:08)

世界フィギュアスケート選手権、女子シングル・ショートプログラム(SP)。演技に臨むグレイシー・ゴールド(2016年3月31日撮影)。(c)AFP/Geoff Robins

世界フィギュアスケート選手権、女子シングル・ショートプログラム(SP)。演技に臨むグレイシー・ゴールド(2016年3月31日撮影)。(c)AFP/Geoff Robins

【AFP=時事】世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2016)は31日、米ボストン(Boston)で女子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、米国のグレイシー・ゴールド(Gracie Gold)が76.43点で首位発進した。

 TDガーデン(TD Garden)で地元の観客が見守る中、タンゴ「エル・チョクロ(El Choclo)」のリズムに合わせて自己最高得点をたたき出したゴールドは、スタンディングオベーションを受けてリンクを後にすると、「本当に素晴らしい感覚だった。練習とウオームアップを十分に重ねた結果だと思いました。落ち着いて、歓迎ムードの中を滑ることができた。最高の観客です。気を緩めたら、あの声援に心を乱されそうなほどでした」と振り返っている。  実際、コーチを務めるフランク・キャロル(Frank Carroll)氏は、大会の開幕前に「グレイシーは、これ以上ないほど好調だ。スケーティングが非常に安定している。今が最高の状態だ。全てはグレイシー次第になるだろう」と、ゴールドの好調ぶりを明かしていた。

 73.98点の2位にアンナ・ポゴリラヤ(Anna Pogorilaya)、73.76点の3位にエフゲニア・メドベデワ(Evgenia Medvedeva)と、ロシア勢がゴールドを追いかけている。米国のアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)が73.16点で4位、ロシアのエレーナ・ラディオノワ(Elena Radionova)は71.70点で5位発進となった。

 日本勢では、宮原知子(Satoko Miyahara)が70.72点で6位、本郷理華(Rika Hongo)が69.89点で7位につけている。

 世界選手権を3度制している浅田真央(Mao Asada)は、練習で好調だった代名詞のトリプルアクセルにミスがあり、65.87点の9位と大きく出遅れた。(c)AFP/Laurie Nealin 【翻訳編集】AFPBB News

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