武田耕太
2016年4月1日08時10分
厚生労働省は31日、全国の医学部の定員を現状のまま維持した場合、2040年に医師数は1万8千人過剰になるとする推計結果を明らかにした。人口減少によって、必要な医師数も減っていくためという。ただ、日本全体でみた推計で、地域別は出していない。
同日あった厚労省の検討会で示された。検討会は推計結果を踏まえ、将来の医学部定員数のあり方などを議論する。
厚労省によると、16年度の医学部定員は計9262人。この数が将来も続いていくと仮定すると、全国の医師数は15年の27万4千人から、40年には33万3千人に増えるという。
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朝日新聞社会部
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